あなたの知らない近代史

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新装版 画文集 炭鉱に生きる 地の底の人生記録

山本 作兵衛

1958(S33)一人の男が自分の仕事を孫に伝えようと絵筆とる。男の名は山本作兵衛。7歳でヤマに入り、明治大正昭和を生きた無名の炭鉱夫である。2011年ユネスコは山本の記録を世界記憶遺産に登録した。

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死の貝

小林 照幸

1881年(M14)東山梨郡春日居村戸長より県令に嘆願書が提出される。古くからこの地域のみで発生する奇病についてである。その解明と治療法、そして制圧までの115年を描くスリリングなノンフィクション。

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伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた

宮島 英紀

1930年(S5)世界恐慌の嵐が吹き荒れる中「どりこの」が発売される。発売元は大日本雄弁社(現講談社)新手の広告戦略で日本中を席巻する「どりこの」その成分とは?そして「どりこの」はなぜ消えたのか?

マニアックな近代史を知りたい方にオススメ

近代と位置づけられる明治維新(1868年)から敗戦(1945年)までの77年間。 極東の島国は急激な欧米化の波に晒されます。 そこには現代の日本を構成するいくつものパーツが散らばっています。 今回はその中で比較的マイナーな歴史を取り上げている本を3冊チョイスしてみました。

『炭鉱(やま)に生きる』は1967年初版。 しばらく絶版になっていましたが、著者の遺した589点の絵と108点の日記などがユネスコの「世界記憶遺産」に登録されたのを機に2011年に新装版が出ました。 炭鉱に関して昭和に入ってからの記録はネットでも散見しますが、それ以前のものとなると皆無ではないでしょうか?たくさんの絵と文章で記された炭鉱の労働環境は劣悪です。 ともすれば「近代日本を底辺で支えた人たちの魂の叫び」的な解釈もできると思いますが、朴訥な文章と、どことなくヘタウマチックな絵が近所の爺サマの昔語りを聴いている気分にさせられます。 もちろん資料として超一級の価値がありますが、それ以上に良書とは何かを教えてくれる一冊でもあります。

『死の貝』は日本住血吸虫病について書かれたノンフィクションです。
徹底的な疫学調査で、その原因や感染ルートを辿る過程はフィクション以上にスリリングで読み応えがあります。 用水路がコンクリートになって自然が損なわれたなどと言われますが、それにはちゃんとワケがあります。 公衆衛生の歩みを学べる一冊です。

近代のポスター図案集でたまたまみかけた「どりこの」。高速滋養飲料なんていうキャッチフレーズが怪しいし、なぜ講談社がこんなものを?というきっかけでたどり着いたのが『伝説のどりこの』です。 講談社が昭和初期に行っていた広告戦略に唖然としました。 どす黒く変色した60年以上前の「どりこの」を口にする著者にプロのライター根性を見ました。

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閲覧回数:1204回、公開:2012/09/22

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書いた人 : きたあかり @ 913.6さん

最近、20年ぶりに図書館を利用しています。 
この間納付した地方税をすべて取り返す勢いで読みまくる所存です。 (笑)

http://book.akahoshitakuya.com/u/3103

Twitter : akarikita - 作者につぶやく

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