藤雪花

藤雪花

2022年の読書目標、250冊。

@fujiyukihana

本が好きです
本を書いています
3 スタンプラリー

合計スタンプポイント:12pt

ボーナスポイント

国立ポイント 4pt x 1

初スタンプポイント 5pt x 1

本の多さに圧倒されます。ミュージアムや博物館の企画展など毎回楽しみにしています。
駅近のダイエー三階に移動してからよく行くように。2020年200冊は借りたかも。
南谷整形外科のリハビリで通っています。真正面!司書さんの目が行き届いて、貸出もタイミングよく教えてくださいました。

スタンプを10個以上を集めよう!スタンプがマップに表示されます。

さんの書評2022/08/15

かまきり文化圏がアジアからアフリカまであるのが面白い。

かまきり文化圏がアジアからアフリカまであるのが面白い。そのかまきりも、メスに気がつかれないで交尾に挑めれば、頭を食われないで交尾に成功できるとは知らなかった。 トンボの生殖の行動も面白い。精子を出して胴体にためて、それを使って交尾するとか。 貞操帯をメスにつける昆虫も面白い。 たんぱく質を虫から摂取できれば、昆虫(食料)を集めに、森や畑の虫取をする肥料のいらない循環型の社会になれるのだろうか。 以前はあり得ないとおもってタイの屋台で遠巻きにしていた昆虫の佃煮?のようなものも、今度はチャレンジしてみようと思える。ゴキブリの卵や蜘蛛はむりかも。 蚕は美味しいかも?? キリギリスや鈴虫の、虫の音を愛でる文化をぜひ夏祭りで復活を。 薬用昆虫の存在は忘れがちでした。 釣りの商虫を捕えて売る人はすごいやつだな。森のサバイバルの達人のような人たちなんだろうなと思う。 学者さんは太刀打ちできません!! 過去と、自然と、食文化と、未来を思う本でした。

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さんの書評2022/08/09

食材と料理の由来、国旗を眺めて地球儀で確認するのが楽しい。

食材と料理の由来、国旗を眺めて地球儀で確認するのが楽しい。 一方で、レシピも有りがたいのですけどひとつも作らず(目を通さず)、読むだけでいっぱいいっぱいになってしまいました。 作者さまは、アメリカ在住で多国籍移民国家なので身近に40か国ほどの出身者の方がいらっしゃるそう。そんな国でも食材を手に入れるのは大変だったそうで、読むのも大変だったので、やはり作って食べて、いろいろ奥さま共々ご苦労があったのだろうなと思います。 この本の使い方は、レシピを参考にして作るというよりも、旅先や異国の料理店で料理を頼むときや、頂いた時に、どうやって作ってるんだろ?何がはいってるんだろ? との疑問を、その場で解決するための本かなと。 なので、必要なところをばらしてとめて持ち歩く、というのがいいかな。ほとんど1ページ一皿。たまに見開きもありましたが、ぜひ1ページ一皿に統一を。 お皿の説明には、各国の悲しい歴史も垣間見れて、1度世界は西欧に蹂躙されたのだな、と感じました。 作ったり食べたりしたいと思ったのは東アジア。 身近な食材と想像できる味で、頑張れば作れそうだからかな。

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さんの書評2022/08/07

民博の企画展『焼き畑』を見てから、日本でかつて行われた焼き畑の良さを知りました。

民博の企画展『焼き畑』を見てから、日本でかつて行われた焼き畑が、アジアやその他の地域でも行われていたこと、肥料を使わない循環型の農業や生き方が気になるように。 照葉樹林文化とはどこから始まり、稲作を加えるのかどうか、議論の様子も触れられる。言い負かされたら終わりなんだなと、相手の言葉をきちんと理解した上で、証拠を示しながら主張するのが大事なんだなと、そんな場面に立つことはまったくありませんが、思いました。 照葉樹林文化は、モチモチ好きからモチ種の開発、ナットウ、麹酒、飲茶、吊り壁、桑を食べない蚕、漆と竹細工、歌垣、山の神、同様の民話などで繋がる。森が広がる先に、その先へと、狩猟採取を続けていったんだなと想像は易い。 そして、地球の気候変動。 植物も温暖化で繁殖繁栄し、寒冷化で生存に厳しさを増す。 そこで、栄養繁殖だったイネが種子繁殖に切り替え、生存を図るようになり、人がイネに触れる機会が増え、稲作が始まった。 イネは肥料の追加がいらないのですね。 人も、生存を脅かす厳しい環境下におかれると、環境に耐え子孫を残すように体や生殖出産のかたちを変化をさせるのかなと、妄想が膨らむ。 それにしても、米にもちもちとそうでないものがあり、さらにパサパサのものがあるけれど、そのもっちりねとねとを好む人たちとそうでない人たちで分かれるから、作物としての品種改良がわかれていくって、面白い。 親から子へと好みも繋がる。 そういえば、麦でも、もち麦、好きだな。 ご飯に入れて炊いてます。 あえていうのならば。 本文中、中国貴州省南東部のミャオ族の村へ日本人初として著者先生が訪れたとき、大歓迎を受けて歌を唱われた折、日本人男子代表として、ぜひ適当にでも歌い返して欲しかった!! ミャオ族女子の気合いの入りように怖じけ付きますが。 これだけが、本当に残念でした。。。

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さんの書評2022/08/03

記述として残された以前から存在したであろう漬け物。

記述として残された以前から存在したであろう漬け物。 腸内環境を改善するのには漬け物など発酵食品が有効として、自宅で作る糠漬けの他に何かできないかと思い、手に取る。 作れそうなところで、三五八漬けや板コンブの味噌漬けなど作りたい。 キムチを作った残りのキムチじる、スープや炒め物の味付けに利用しようかと。 米の研ぎ汁を利用したり、そういう、各国の無駄なく使い尽くす精神も学ぶ。 昔の漬け床をぬるま湯に溶いて飲んでいたという。 糠床味見はしてマス。これも、乳酸菌をダイレクトに体に取り込み、整腸作用があるのね。 中国の漬け物容器、蓋を被せるところが一段窪んでいて、その溝に水をみたすと蓋の縁がその溝に入るのでカメの中は水により密閉されるという。これが欲しいのですけど、ネットでさがしてもない。 日本のメーカーさま、よろしくです!! 日本も世界も、各地を旅行してイロイロ漬け物に注目して、頂くのが楽しくなりそうな本でした!!

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さんの書評2022/07/30

教育の目的が、集団の道徳的な枠組みを喪い、個人が経済的に成功するためなっている。

自分がいかに従順であり、忍耐強く、順応主義者であることを見せつけるために高等教育を受ける。そして、高等教育の発展や不平等の拡大により、集団の道徳的な枠組みが崩壊し、ナルシストな個人主義に。 前半の、教育の話や日本の話はすんなりはいる。 後半は、アメリカのトランプを支持する人々や、フランスの話は、どうも理解できない。 空気感を共有していないためなのか。 この点、別の本でも何度も書いてくれているので、いつか理解できるときがくる的な感じで読み飛ばして!?います。 ドイツのヨーロッパでの立ち位置は、非常に勉強になりました。 高齢化社会で若い労働力を欲して積極的に移民を受け入れる力を欲するドイツと、高齢化社会ではドイツの先を行く日本の、少子化、国力の低下を受け入れた日本との比較も秀逸。 そのため、日本の軍国主義化はドイツほど驚異にはならないよ、と言ってくれているそう。これには感謝すべきなのか?? 日本を深く知っているわけではないと断りつつ、日本の歴史に理解があるところが、読んでいて救われ感がある。 最後の、「絶対値による会話分析法」(真実を見極めるための思考法)は、面白い。参考にできる文献などあったら教えて欲しいです!!

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さんの書評2022/07/28

人類がカロリーがほぼ取り放題でPC、飛行機、FB、ネットがあたりまえになって一瞬

人類がカロリーがほぼ取り放題でPC、飛行機、FB、ネットがあたりまえになって一瞬。 世代をドットで表示したのはとても分かりやすい。 人類は現代に適応できていないために、不安やうつになる。 スマホ依存は期待感と不確定要素に踊らされているのは納得。 集中力や記憶力が、ネットに奪われている。 私自身、ピッコマ(連載漫画)の更新が0時で、更新したものを確認しないでは眠れなくなった。 睡眠の質が悪くなり、ケータイをどれだけ使っているかわかるアプリをいれたら、驚愕の時間。 そうなったのにも、人の脳の報酬系に働きかける罠が仕掛けられているから。 フェイクニュースが現実のニュースよりも早く広く拡張するのも、人類の生存競争の歴史から理解できる。 不調になる前の方が不調になってからよりも対処は容易。 スマホ依存から脱却するために、スマホと自分のリンクを断ち切る方法の一つを試して「スマホ脳」を読むと、一息に最後まで読み切れました。 モノクロ画面もチャレンジ中。 デジタルデトックスを考えている人にも、その動機付けに良いかも。

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さんの書評2022/07/21

ロシア対西欧米の様相をなすウクライナ侵攻。その本質はどこにあるのか理解したい方に

いち早くロシア経済制裁に踏み切った日本。情報はすべてロシアが悪くてウクライナ人は被害者だったし、ウクライナの大統領の要請にこたえて即座に懲らしめることは当然だと思えた。メディアはロシアは世界を敵にしているというけれど、メディアのいう世界は実は一部。子供が何か欲しいときに、みんな持っているからというのと同じでは。非難はしたが制裁もしない国、非難も制裁もしない国、ロシアを支持した国もある。歴史的にヨーロッパに搾取されたアフリカやインドなどは非難も制裁も加わっていない。作者のエマニュエル・トッドは、家族構成や乳児死亡率などから世界を分析する。ロシアは女性の地位が最も高い国で、乳児死亡率はアメリカよりも低い。平均年齢はアメリカは45歳から54歳の白人の自殺率の上昇や麻薬物質の過剰摂取、アルコール依存症により低下しているのに、ロシアはどんどん平均寿命を延ばしている。果たして病んでいる社会は、欧米なのかロシアなのか。日本が行った経済制裁のカウンターパンチで、ロシアからガス資源の輸入が危うくなりこの冬のガス不足が予測される中、日本はこの戦争に、自ら進んで入っていく必要があったのかどうか、今一度考えたい。現在進行形で続く悲惨なウクライナの大地を戦場にした戦争はいったいどういうものなのか、きちんととらえ直すために、日本人全員に読んでほしいとさえ思う本。

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さんのコメント2022/08/14

ちょっと頭の切り替えが追い付かない、お話群でした。一番はじめの、影の話が一番わかりやすかったような? 元のお話しの、 「デルスウ・ウザーラ」 「今昔物語」 「神道集」 は、個別に読んで見てみたいと思いました。 どのような立ち位置で読めばいいか混迷する、不安定な浮遊感を楽しむ本でした。 スミマセン、走って読みました。

さんのコメント2022/08/13

本間先生は雑誌の天然生活に連載されていて、発酵調味料から手作りするや、稲玉を採集して麹を作るという、腸にやさしい自然生活が気になって手に取りました。 手間ヒマをかけて野菜からマルセーヌ石鹸まで手作りするところは、奥さまのご協力がなければ成り立たないんだろうな、と思う。さらに、お子さまふたりを育てていらっしゃるのですごいなと。 自然に即した循環型の生活は、お一人ではできませんよ、と暗に伝わってきました。 お金儲けや経済発展、といった、現代の成功物語とは違うけど、本間先生ご家族がなさっていることこそ、日本で長く続いた里山に生活する農家の暮らしなんだろうな、と思いました。 季節の行事の表は季節のめぐる365日を、粛々と丁寧に繰り返し、生活を営む感じがあり、とてもいいなと思いました。 参考にしたいです。

さんのコメント2022/08/11

マツのタールの採取法など、トルコ現地のやり方が素朴で面白い。 薬用植物は同時に染料としても使われる。 染めたものを使うことで、薬効の効果も期待できてありがたいのかも。 大黄はルパーブ。 正倉院に納められたのは、221キログラムも。貴重で重要なクスリだったのね。 ルパーブはジャムにしかつかわないわ、と思っていたことを反省。 タイで購入した甘草も、甘くなるので配合しにくく、もて余して数年後に捨ててしまったけれど、優れた多様な効能をもつので漢方処方で70%も配合されている。その前にこの本を読んでいたら活用しつくしたはず。嗚呼、残念。。。 正倉院薬物がどのようにシルクロードから伝わり苦しむ人々に使われたのか、想像するのは楽しい。

さんのコメント2022/08/09

巨大な川を持つ民族は水を支配する架空の霊獣を創造する。 写真と竜にまつわる徒然な語りは、さらに知りたいと興味を掻き立てる。 各地に残る竜をたどるお話しは、アジアにとどまらず北欧とゲルマンの悲観的世界観の紹介まで。 日本古代神話のスサノオがヤマタノオロチをうち、アメノムラクモの剣を得た話もはずせない。 多くを詰め込んで走った感があります。 写真が素敵でした。

さんのコメント2022/08/05

体のメタボは気にしているけど、脳のメタボは気にしていませんでした。 スマホばかりで情報メタボになってないか反省と解決のための心得が参考になる本。 目的もなくハマってしまうスマホの情報の波。息抜きのつもりがまったく脳は休まっていない。 ワーキングメモリー(浅く考える)ばかりでなく、深く考えることをしないと脳は退化する。 そして、デフォルトモード(ボーとする)ことは脳は活動の15倍ものエネルギーを消費するそう。脳の健康は、このデフォルトモードにあり。ひらめきやアイデアが浮かびやすくなったり、記憶力が鍛えられたり、能の労かを抑えられたり。いいことづくし。 スマホを使いすぎているな、と思う今日この頃。 将来認知症にならないように、今から、目的を見据えたインプット、リアルや体、感覚を動員してのアウトプット、積極的にぼうっとするを、意識することですね!! 特に、日常生活で心がける10の心得、参考にしますね!

さんのコメント2022/07/30

北朝鮮がミサイルを発射しても、数ヵ月前はまさかこのような生き残り本を手にするとは思わなかった。 ステージ1の、家族との落ち合い場所、ゴーバックの中身の見直しは(本当は)今日にでもやるべき。 ホイッスル(どこにやったかな?) ヘッドライト(欲しいと思ってそのまま放置) コンパスと地図(考えたことなし!) ビタミン剤(ストレスにより消費しやすい) マットや毛布(寝袋の下に敷くだけで体温の低下を防げる) など、気になった。 ステージ2では、 ベースラインを乱すものの意識を心がけるなどは日頃の生活環境に対する意識を高めないとなかなか難しそう。 それぞれのステージのポイントを押さえた5回コースなどあれば、参加してみたい。

さんのコメント2022/07/29

【138】「ブータンの民話と伝説」クンサン・チョデン。日本にも繋がる、猿カニ合戦に似た、雌鳥と猿。おむすびころりんに似た、ねずみ。チベットの民話と重なる、動物の皮を被った王子様やお姫様の話。アンデットの描写は怖い。 竜宮が存在するところや、あらかじめ何を求めるようにと教えてくれるところはチベットにもあり。 日本の民話も改めて見直したくなりました。 シンポ(鬼)が何度も出てくる。身近です!

さんのコメント2022/07/26

日本は強国。海水の体積で世界四位。 そんな強国で大国の意識はなかった。 絶対に豊かになれない国の理論も目から鱗。関心がなかったことを知る。 この本を読んで地球儀買い、ニュースで国名があがるたびに確認するようになりました♪ 13歳からというけれど、大人も勉強になりました。

さんのコメント2022/07/26

少数民族の伝統が失われてしまう前に。 打ち身をしたという著者に、とてもよくきくと酒を体に吹き掛けてするマッサージ。巡りがよくなりそう!衣服や手袋につける切り抜いたモチーフは、紙を折って作っていたのね。これからアイヌなどの紋様をみたとき、どうやって折って切り込みを入れたのかと見方が変わりそうです。 保護政策の結果、モンゴルなどで五畜や前にトナカイを放牧しながら生活するものの方が年収が高くいのに消費財がないという、不思議な現象が。 トナカイの狩猟方法、雄に群がるメスを一頭ずつ捕えていき、最後に残った雄まで狩る。なんともあわれでトナカイの生態も人々の生活も実に興味深い。 一人に飼育頭数が決まっているので、何人か集まり一緒に放牧して、協力しあって飼育する姿は、日本でいうと何にたとえられるのだろうと考えたけれど、思い浮かばない。 フィールドワークの興奮がそこはかとなく伝わってきました!

さんのコメント2022/07/23

読んで気になったキーワードは、「孤独」。 人間は協力して生存確率を高めてきたために、現代の、触れ合わないデジタル化や、コミュニティに属さない孤独は、脳は生存危機だと判断し、不安感を増し交感神経を活発にする。 誰かと触れ合うこと(グルーミング)や一体感を感じること(歌、踊りなど)は、それだけで安心感を増す。 これから心がけることは、誰かや社会とつながることと、運動すること。 他人のリア充SNSに惑わされないこと。 常に外敵に襲われないかと心配するのが人の歴史だったことを念頭に、生存可能性を高めることを意識して生活すること。 スウェーデンでは7人に1人が抗うつ剤を飲んでいるらしい。 太陽の力が弱いところの国であることもあるとは思うけれど、うつの人の話が大部分で、うつの人向けの本かと思ってしまいました。