さんのコメント2025/10/06

『明智光秀の生涯』を読んだ。 私は光秀に自身の現状を重ね、「明智光秀、牢人はなぜ謀反人となったか」で共感した点も多かったため、別の視点から光秀を知りたいと思い、この本を手に取った。 本書では、光秀が信長に対して感じていたプレッシャーが強調されていた。信長は超現実主義者で、人を単なる機能として評価するため、少しでもパフォーマンスが低いと容赦なく圧力をかける。その結果、光秀は精神的に追い詰められた。また、信長と光秀の間にはコミュニケーション不足があった。例えば甲州征伐の同行時に、信長は光秀が天下布武に必要な人材であるとの評価を明確に伝えず、光秀に監視役をつけなかったことや、本能寺における迂回行動の少なさなどから油断が生じた。こうした状況が重なり、信頼していた光秀から本能寺で討たれるという結果につながったというシナリオは非常に興味深い。

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