Rokoさんの書評 2026/01/03 2いいね!
実際には韓国籍を持っていても、外国の方との混血などで、見た目が外国人のようであるというだけで差別されるという話がありました。これは日本でも全く同じです。様々な人が一緒に暮らす国であるということを、いまだに理解できないままの人が余りにも多いのです。 見た目はもちろん、様々な違いがある人間が暮らすこの世界で、差別や思い込みによって不幸が沢山生まれてしまうのです。 差別は、他人に向かうだけではありません。自分に向かっても差別の意識は働いてしまいます。 先日見たニュースで、91歳の母親に「殺してくれ」といわれて、殺人を犯してしまった息子の話が放映されました。 この母親は歳を重ね、身体が思うように動かなくなりました。普通なら介護サービスを受けられる立場です。でも、彼女はそれを受け入れなかったのです。自分の身体状態のせいで差別されるのは嫌だと考えたのです。息子がずっと介護を続けました。けれども、彼一人の力ではどうにもならない状況になってしまいました。それでも、母親は考えを変えませんでした。この状況を理解した裁判所は、執行猶予が付いた判決を下しましたが、犯罪者となってしまった彼の人生は、どうなるのでしょうか。 積極的な行動はとれなくても構いません。『「私は差別をしない」という思い込み』が自分の中にあるということ、それだけは忘れないで欲しいのです。
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