個人競技でもチームワークは大切!

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一瞬の風になれセット

佐藤 多佳子

さまざまな種目がある中、物語の中心となるのは4継、すなわち400メートルリレーです。バトンを渡すタイミングや、仲間を思う気持ちの大切さが細かくつづられ、共に走っている気分になりました。

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銀輪の覇者 (ハヤカワ・ミステリワールド)

斎藤 純

時代は昭和9年。ロードレースに個人参加した4人が、急きょチームを組むことになります。さまざまな背景を持った選手たちが、徐々にアスリートになっていく姿が清々しくて楽しめました。

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サクリファイス

近藤 史恵

主人公はプロのサイクルレーサー。仲間を優勝に導くため「アシスト」として風よけになったりアタックをかけたりして他チームと駆け引きを展開します。ミステリー要素もあって緊迫感が漂います。

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チーム (実業之日本社文庫)

堂場 瞬一

箱根駅伝に「学連選抜」として出場する選手たちの物語。予選落ちした大学から選ばれた彼らはモチベーションは低いし、共に練習する時間も少ない。はたして彼らは本番で一つになれるのでしょうか。

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風が強く吹いている

三浦 しをん

陸上経験者はごくわずか。ほとんどが素人という集団が、どうやって箱根駅伝の予選を通過できるのか…。そして本番は? 奇跡ともいえるレース展開はやはりチームワークがあればこそです。

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セカンドウィンド〈1〉 (ピュアフル文庫)

川西 蘭

自転車好きの中三生が、ジュニアチーム生たちと知り合い、競い合います。親友や彼の父親、アーティスト、同級生の少女、自転車部の監督など、周囲の人々の励ましや応援の大切さがよくわかります。

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セカンドウィンド〈2〉 (ピュアフル文庫)

川西 蘭

主人公は南雲学院高等部の自転車部員。スランプに陥って雑用をこなす日々をおくっています。叱咤する監督や仲間、気難しいルームメイトなど、人間関係にもまれて成長する姿がまぶしく映ります。

チームワークに興味がある人にオススメ

「チームワーク」で真っ先に思いつくスポーツは、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなどのボールをつなぐ球技、あるいはダブルス競技のあるテニス、バドミントン、卓球です。

逆にイメージとして「チームワーク」から遠いのは、今回挙げた本でとりあげられている競技です。その方面に疎い私は、陸上競技も自転車競技も相手がいるわけではなく、個人が強ければ勝てるスポーツだと勝手に思っていました。でも読んでいくうちに仲間との絆の強さや連携が不可欠であることに気づきました。

絆の強さとは応援の声の大きさだけをさすのではないと思います。仲間と一緒に伸びていきたい、そして勝ちたい、そのためには仲間にアドバイスをしたり、時には叱ったりすることも大切だ…。そんな思いを感じる物語を選んでみました。

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閲覧回数:2609回、公開:2011/05/17

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書いた人 : yumecoさん

神奈川県在住。読書はもちろん、映画鑑賞も大好き!特に中国語圏の作品にお気に入りが多いです。

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