おすすめ海外YA 13

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ジェイムズ

Everett,Percival,1956- 木原,善彦,1967-

マーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』に脇役として登場する奴隷ジムが主人公。波瀾万丈、荒唐無稽な出来事満載で、すごくおもしろい。ジムは読み書きができ、哲学書を読むが、白人の前では隠す。

図書館指定なし

誓願

Atwood,Margaret,1939- 鴻巣,友季子,1963-

『侍女の物語』の15年後。独裁国家ギレアデで、中枢をなすリディア小母の手記から、国家がなぜ誕生したか、リディアがなぜ小母となったのかが明かされる。彼女の知恵のある抵抗の仕方、闘いの仕方は長かった。

図書館指定なし

不便なコンビニ

キム,ホヨン,1974- 米津,篤八,1958-

ソウルの下町でコンビニを営むヨムさんは、ホームレスのトッコを深夜の店員として雇う。記憶や言動はあやしいが、トッコの誠実な対応に近隣の利用客や同僚は癒やされていく。トッコの記憶が戻り、過去が明らかに。

中学生高校生にオススメ


 私は、文学からいろんなことを教えてもらった。特に海外文学では、いろんな国があって様々な困難な状況下で生きている人々を知った。そして、人生は一筋縄ではいかないことも、文学から知った。挫折し怒り、絶望し、それでも前を向いて生きていこうとする人々、特に、それがまだ10代の少年少女だとしたら、わたしは心を奮わせながら読んでしまう。
 人が物語に魅かれるのは、そこに真実があるからだと、カズオ・イシグロ氏は言った。歴史書やジャーナリズムでは、事実や状況を伝えることは出来る。しかし、事実だけでは、人間は不十分だと感じる。私たちは、人々がいったいどう感じたのかを知りたい。それが人間の本能であろう。その感じたことを、私も共有したいのだ。人間として感情を分かちあうことは非常に重要なことだと思う。現実でも小説の中ででも感情を分かちあいたいと思うのだ(2015/7 Eテレ『文学白熱教室』より)
 カズオ・イシグロ氏の言葉がずっとわたしに響いている。物語の中で生まれた感情を、想像しながら分かち合いたい。中学高校生なら「心の問題」「学校」「友だち」「家族」「進路」「からだ」など、中高生が興味のある問題で、どんな感情が描かれているのか分かち合ってほしい。

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閲覧回数:571回、公開:2025/09/27

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書いた人 : 同志社中学校退職LIBさん

私は、文学からいろんなことを教えてもらった。特に海外文学では、いろんな国があって様々な困難な状況下で生きている人々を知った。そして、人生は一筋縄ではいかないことも、文学から知った。挫折し怒り、絶望し、それでも前を向いて生きていこうとする人々、特に、それがまだ10代の少年少女だとしたら、私は心を奮わせながら読んでしまう。たとえ、私自身が還暦を過ぎた年齢であっても。

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