ドリトル先生の動物園
ロフティング画 ドリトル先生物語全集の第5冊です。著者の描いたオリジナルの挿絵が、大きい図版で掲載されています。井伏鱒二さんの名訳です。動物達が、大活躍する楽しい本です。
オズの魔法使い
デンスロウ画 「オズの魔法使い」には、多数の翻訳がありますが、この本は、オリジナルの多数の挿絵を掲載した絵本です。ほぼすべての頁に挿絵があります。昔風の翻訳ですが、ほぼ完全訳です。
考えることが好きな小中学生のあなたにオススメ
子供の頃、何度も読みました。私の血と肉になっています。現代は、毎年大量の本を出版します。そのそれぞれが大切な本ですが、大量すぎて、殆どは忘れ去られます。古典として生き残ってきた本も、多くは忘れ去られようとしていますが、古典の中にこそ、忘れ去ってはならない大切な本が詰まっています。古典の児童文学の中には、子供向けに書き直し、挿絵も、少女漫画風のものに差し替えられて出版されるものがあります。しかし、オリジナルの挿絵には、大人になってからも楽しめるすごさを持っています。ここに紹介する本は、オリジナルの挿絵をのせ、翻訳も原典にかなり忠実なものです。読み飛ばさず、ゆっくり考えながら読んで、本の世界の楽しさを体験し、成長のこやしとしてください。7人の人が「いいね!」を押しています。
閲覧回数:955回、公開:2021/07/23