三国志関連の小説・書籍を集めてみました

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正史 三国志 全8巻セット (ちくま学芸文庫)

正史 三国志は他の書籍とは違い、小説ではなく各人別となっている歴史書・伝記の意味合いが強く、三国志演義はこれを元に脚色を付け小説化したものです。小説に出てこない逸話が記されていることもあります。

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三国志演義〈1〉 (徳間文庫)

正史 三国志を元に多少の脚色をつけながら小説化されたもので、正史には記されてない(架空の?)人物も登場し、物語をドラマチックに演出しています。

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完訳 三国志〈1〉 (岩波文庫)

「三国志演義」に「絵本通俗三国志」の挿絵を加えたもの。文章だけの小説よりもややイメージがつきやすいかもしれないですが、絵自体も描かれた年代は古いものなので注意が必要です。

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ザ・ 三国志―三国志全訳全一冊

三国志演義の完全翻訳版の「完訳 三国志」の120回までをA4版1冊、463ページにまとめてしまったもの。三段組で字が小さめなので注意が必要。

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三国志演義大事典

正史とは異なり「三国志演義」の総合的な事典となっています。演義の中に出てくる人名、地名、官名などが一通り網羅されているので演義とセットで読むとよいと思います。

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絵本三国志 (徳間文庫)

「絵本通俗三国志」のダイジェスト版

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英雄三国志 1 義軍立つ (集英社文庫)

一般に「柴錬三国志」と呼ばれるシリーズで、吉川三国志よりも簡素で読みやすいかもしれません。 なお「英雄三国志」は「英雄ここにあり」3巻と「英雄・生きるべきか死すべきか」3巻の全6巻を総じての表現です

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文庫版三国志完結記念セット(全14巻)

演義から幻術・妖術(ファンタジー風)要素を排除し、節ごとの主要人物の視点で物語が展開する、人物模写に重点を置いた作品。

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秘本三国志 (1) (文春文庫 (150‐6))

吉川・柴錬三国志とは全く異なった、主人公である宗教活動家の視点で当時の社会・世相に重点をおいて展開していく異質の作品。

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反三国志

「柴堆三国志」というのは語り継ぐうちに様々な脚色がつけられ、やがて新たな展開へ広がっていくオリジナリティあふれる分野の三国志。この反三国志では蜀が統一する物語となっている。

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三国志 別巻 競いあう個性

徳間書店の6冊シリーズで伝記に近いです 1巻 転形期の軌跡 2巻 覇者の行動学 3巻 自立への構想 4巻 完結なき世界 5巻 不服従の思想 別巻 競い合う個性((人物小事典と年表を収録)

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新装版 三国志(一)

吉川英治/著

日本で三国志小説と言えばこのシリーズで「吉川三国志」と呼ばれている。

三国志をゆっくり楽しみたい人にオススメ

正史は他の書籍とは違い、小説ではなく各人別となっている伝記・歴史書となっています。
その正史を元に執筆されたものが演義で、吉川・柴錬作は基本的にこの演義がベースとなっています。
ただ、演義は物語を盛り上げるために架空の人物が登場したり、ファンタジー要素もやや強いので注意が必要です。
また、秘本・北方などは演義ベースからは一線を画した作品なので、演義ベースの作品を読んだ後に読むと面白味がある反面、多少の違和感を感じるかもしれません。
また「柴堆三国志」から紹介した反三国志は更にストーリー自体が異質な作品となるので、別の読み物とした方が良いかもしれません。
正史や演義大事典を手元に各作品を読むと楽しみが増幅されると思います。

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閲覧回数:3403回、公開:2013/04/25

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書いた人 : こうめい@なるぱらさん

こうめい@なるぱらです。
最近図書館で借りている本は
・地元である名古屋市緑区に関するもの
・三国志に関するもの
・自己研鑚に関するもの
などです。

Twitter : narupara - 作者につぶやく

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