『唐物語』(からものがたり、からもののかたり)は、中国の故事を翻案し歌物語の形式にした説話集。作者は藤原成範である蓋然性が高く、成立は12世紀後半と推定される。それぞれに異なる人物を主人公とする27の短い物語を集成したものである。