さんの書評2017/12/23

日本文化歴史信仰についての総合的理解促進

筆者研究会公式サイト https://projectkyoto.jimdo.com/ 書籍名 『日本文化 自然の構造』京都総学編・京都芸術編 日本文化歴史信仰についての総合的理解を促進し、国内外にその価値発信を目的とする。 そのため、対象とする時代は縄文から近代まで、分野は、考古学、日本語文字、日本神話と神道はもとより、仏教・儒教をその起源と我が国における変化・影響をたどり、伝統工芸、日本絵画、芸能・書道など諸道との関連に言及した。  また、精神文化としては、モノとタマ、もののあはれ、観音・不動・地蔵信仰、無常と自然法爾、禅、わび・さび、義理と人情、などを網羅した。   特に京都大学に連なる名誉教授の「思想・哲学・文化論」などのご見識を根拠とし、かつ、「粋」「甘え」「中空」構造を飛躍した総合的構造論を以って、はじめて日本文化の総合的 本質、真意解明に取り組んだ。書籍タイトル 「自然の構造」 の 「自然」を いかに読むか? 互いに日本人として、読者や出版社のご評価・見識にとって、その読み、解釈から、すでに有効に機能しており、また今後、国家として問われることになる。

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