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さんの書評2021/07/19

なぜ爪の根元を揉むと自律神経が整うのか?

爪揉み療法は20年ほど前、2000年前後にけっこう流行った代替療法。自律神経を整えることで全身の不調を改善する効果があるという。神経系的にどういうふうになっているのかを知りたくて、何冊か調べてみた。 期待していたのは「なぜ、爪の根元に刺激を与えると自律神経に影響を及ぼすのか」であったが、その説明はなし。 唯一、爪の先には神経が集中している、とだけあったが、指先に集中しているのは感覚神経であって自律神経ではないはず。毛細血管には自律神経は分泌していないので、皮膚表面を刺激しても自律神経を直接刺激したことにはならないと思うのだが。 もうひとつ、この手の本では効果があった事例だけが延々と紹介されるが、効かなかった事例も多数あるはず。100人いて100人に効く毒はあるが、100人効く薬はない。そのへんは消化不良だった。 まあしかし、時間もお金もかからないお手軽な方法なので、代替療法としてもホームケアとしても、やってみるリスクはない。 代替療法は世に無数にあるが、自分にあった続けられる方法には滅多に出会わない。 爪もみ療法を2~3カ月実行してみて、もし自分にあうようなら儲けものである。 なお、本書は福田医師の爪揉み療法の中でも初期のほうの本で、「薬指は揉まない」と書かれているが、新しい方の書籍では全部揉んでよし、となっているので付記しておく。

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