さんの書評2022/09/01

「日本人は素晴らしい」「絆」「頑張ろう東北」の不自然さ。

客観的な放射線量や放射線による被爆に対して注意喚起がなされることなく、「日本人は素晴らしい」「絆」「かんばろう東北」「オールジャパン」などの精神論がメディアに流れる不自然さ。 わたしが今ここで声をあげなければなかったことになる。災害はいつでもどこでも何度でも、降りかかる。。。 実際に自主避難した母子の苦悩と基本的人権がないがしろにされる苦悩がひしひしと伝わる。 自分自身が体験していないから悲しみや苦しみの本当の深さまではわからないのだけど、原発50基あまりが日本にあるわたしたちは、いつか降りかかるかもしれない自分事のこととして、作者のさまの声を聞かねばならない。 そこそこの被害に対してはなんとか出きるけど、深刻な問題に対しては起こってしまったことに対して、ほとんどの人は思考不能に陥り、少し落ち着けば国は、水俣のときと同様な手口で声の分断を図っている。P407。 先日、福島の居住できない自治体がゼロになったとの報道がありました。ただの事故から、福島原発カタストロフィー(惨禍)と名称変更を。 その記事にも放射線量の話が抜け落ちていたような? 防災の本を読んでいて、福島原発カタストロフィーの、放射能汚染からの自主避難者の声にたどり着きました。

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