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さんの書評2019/05/231いいね!

女性関係と仕事態度が比例するなら、これは仕事論の本でもある。

これはセックスについて書かれた本でも、女性関係と仕事は似ていると考えたことがあるなら、これは仕事論の本でもある。 著者は、最初に読者のセックスを幼稚園レベルだと言い切ってから話を始める。 悔しいけど、読み進めていくと納得できてひどく落ち込む。 P15 "男性本位の、射精だけを目的をした、平均二十分足らずのセックス。 このジャンクセックスとも呼ぶべきお粗末なセックスが、悲しいかな今、日本中に蔓延しています。" 私がこれを読んだ時、利益だけを目的とした表面上のやりとりだけの仕事がジャンクセックスならぬ、ジャンクワークとも言えるのではないかと、私自身、仕事に真面目であろうとする態度すら恥に感じました。 私は仕事とはなんなのか分からなかったので、そこでこの本を読んだ時にパラダイムシフトを実感しました。 ひいては生きる態度すらおかしいのではないかと、考え直すきっかけも同時に与えてくれる本でした。本当にありがたい一冊です。 そう、自分は真面目に生きている、自分は真面目に仕事について考え、行動できていると勘違いしていました。 利益が上がればいい、収入が増えればいい、相手が満足すればそれでいい。 仕事なんてお金を稼ぐ道具であって、チャチャっとやることやって成果が出ればそれでいいと思っていました。 しかし、そんなこと書いていないのに、女性との関わり方の話を読んでいると、仕事に対しての疑問がほどけていく感覚になりながら読み進められました。 お客さんである、相手にサービスや製品だけちゃんとしたものを渡して契約をすれば終わりだと思っていた。 それはいわゆる射精と同義であって、それだけだとジャンクです。 お客さんを喜ばせるだけの相談に乗って納得してもらって、サービスや製品を使ってもらって、喜んでもらいたい。気持ちよくなってもらいたいし、一緒に気持ちよくありたい。 スローセックスの語るところが仕事とも一致するなと深く感じました。 相手がはやく終わることを望んでも、こちらからゆっくりを提案しよう こちらからゆっくり提案しよう、相手がゆっくりに慣れてなかったらそれにも付き合おう。 何にでも応用できる考えだなと感じました。 著者の理想に美学を感じるからこそ、この本に書かれている知識やノウハウにストーリー性をちゃんと感じ、読み進められる稀な一冊です。 本当にありがたいです。感謝。

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