さんのコメント2019/12/04

吉原の料理版(菓子専門)というとても興味のあった小説です。面白かったです。吉原の時間の流れや風習、習慣、働き手の役割など簡単ですが説明があって料理とお菓子と人間関係に上手く絡み合っていたと思います。太佑のお菓子も美味しそうですが、その他の料理番伊平次、末吉、勘助の料理をもっと出して欲しい。と思いますが、あくまで吉原のお菓子料理人の話なので今ぐらいが丁度いいと分かっています。太佑の作る菓子はカステイラ、きんつば、牡丹餅、かりんとう、梅の花栗羊羹、定番の小豆餡と昔からある懐かしいお菓子です。丁寧な描写ですが、くどくないのでさらに美味しそうに感じられます。最後の朝顔の飴細工とメレンゲクッキー?は見てみたいです。徳之進や龍ノ井関のキャラクターも良く、満足の1冊でした。ドラマ化して欲しいな。

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