乳製品1万年の歴史にふける

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ミルクの歴史 (「食」の図書館)

ハンナ・ヴェルテン

「白い妙薬」だったミルク。だがそれは腐りやすい毒薬でもあった。近代の人たちは「ミルク問題」をどう解決していったのか。ふんだんに写真を用いて説明する。

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人とミルクの1万年 (岩波ジュニア新書)

平田 昌弘

現代日本の乳製品は欧米の影響を受けているが、世界には欧米以外の乳製品の方が多い。シリアでの実地調査を通して、西アジア起源の乳文化が北方と南方の自然環境下でそれぞれ発達し、二極化していった歴史をたどる

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チーズの歴史 5000年の味わい豊かな物語 (P‐Vine BOOKs)

アンドリュー・ドルビー

ワイン好き、ヨーロッパ好き、世界史ファン、初心者から上級者まで、プロの料理人も楽しめます。

人類と乳製品の1万年の歴史に興味がある人にオススメ

  私たちは小中学生のころ、学校で牛乳を飲みましたが、日本人の乳製品の摂取の歴史は浅く、日本人には牛乳を飲むとお腹の調子がおかしくなる乳糖不耐症の人が多いそうです。乳製品は西アジアが起源らしいですが、何千年もミルクを飲んでいる欧米人は、牛乳を飲んでもお腹をこわす人は少ないそうです。

  私も牛乳を飲むとお腹がゆるくなりますが、チーズやヨーグルトなどの乳製品は大好きです。内陸アジアへ行ったり暮らしたときはラッキーでした。ボールほどの器で1杯飲むだけで満腹になるアイラグという馬乳酒、ヨーグルトに砂糖を混ぜて、パスタのようなものを入れて食べるトゴルタン、ヨーグルトに砂糖とソバの実を入れた朝食も食べました。

  地理や歴史が好きな私は、乳製品を食べるとき、その1万年の歴史に耽ります。トマトやとうもろこしを食べてるときは原産地である中南米に思いをはせ、ハンバーガーを食べたりコーヒーを飲んでるときは現代のアメリカ合衆国の人になったような気分になります。

  食事をしながら、たまにはこんなことを考えてみるのも乙でしょう。 

※これらの本は、平成29年6月13日(火)に、中津川市立図書館の「日替わり展示コーナー」にて紹介しました。

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閲覧回数:575回、公開:2017/06/13

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