どんたく (愛蔵版詩集シリーズ)
【装丁者(生没年)】=【恩地孝四郎(1891-1955)】 竹久夢二に私淑し、詩と版画の同人詩『月映』を創刊。また、1928年に『北原白秋全集』の装本を手掛け、装本家としての地位を確立した。
滝口修造の詩的実験 1927~1937
【滝口修造(1903-1979)】 『余白に書く(みすず書房,1966)』もオススメです。非常に余白の使い方がきれいで、本そのものが詩のような雰囲気を持っています。
往復書簡 詩と世界の間で―大岡・谷川対話集〈3〉 (思潮ライブラリー)
【清原悦志(1931-1988)】 杉浦康平は彼の早逝を悼み、“直角のタイポグラファー”というオマージュを送りましたが、本当にきりっとした活字とレイアウトです。ぜひ、中身を読んでみて下さい。
インドへ (文春文庫 (297‐1))
【横尾忠則(1936-)】 60年代以降はヒッピー文化のヒーローになったり、強烈!の一言に限る傑作のブックデザインを生み出したりと、一度魅せられたら忘れられない方です。
足穂拾遺物語
【羽良多平吉(1947-)】 本体はとてもきれいな水色です。 「カラーリングというのは即ち、マーケティングなんです」というご本人の言葉通り、色彩への繊細な気配りがうかがえます。
オン・ザ・ロード (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-1)
【KAWADE DESIGN WOEKS】 第42回「造本装幀コンクール」入賞作品。このコンクール入賞作品は毎年、東京国際ブックフェアにて展示・公開されています。
安部公房全集〈1〉1942.12‐1948.5
【近藤一弥(1960-)】 「紙でできた四角いかたまりである書物は、その中に、文字によってつづられた迷宮を持っている。そこには、言葉という他者に通じる世界への通路がある。(近藤一弥)」
デザインのデザイン
【原研哉(1958-)】 無印良品や長野オリンピックでおなじみ、日本を代表するデザイナーで、ブックデザインも手掛けています。 http://www.ndc.co.jp/hara/home/index.
基本的に面食いの方にオススメ
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閲覧回数:4710回、公開:2010/11/05