目次
【収録内容(予定)】
第1章 結婚における修復のテーマ(佐川和茂)
—アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品を中心に
第2章 結婚・離婚観(今井真樹子)
ーアイザック・バシェヴィス・シンガーの短編を中心に
第3章 異性装と結婚制度の撹乱(中村善雄)
ーバーブラ・ストライサンドとアイザック・バシェヴィス・
シンガー『イェントル』
第4章 結婚と喜劇(勝井伸子)
—バーナード・マラマッド『ドゥービン氏の冬』
第5章 ハーツォグの離婚による悲しみ
(アンディ・ゴルドン/江原雅江訳)
—ソール・ベロー『ハーツォグ』
第6章 失われた片割れを求めて(鈴木元子)
—ソール・ベローの『ラヴェルスタイン』にみる結婚
第7章 グラス割りから考える結婚生活の意義(鈴木久博)
ーアーサー・ミラー『壊れたガラス』
第8章 完璧なる人生と結婚(大森夕夏)
ーシンシア・オジック「エデュケーション」
第9章 結婚による自己変革(杉沢怜維子)
ーフィリップ・ロス「アメリカ三部作」
第10 章 エロティシズムの果てに(広瀬佳司)
ーハワード・ジェイコブソン『愛の行為』と『動物園の時間』
第11 章 解放という名の束縛(坂野明子)
ーネイサン・イングランダー作品に見られる結婚のかたち
第12 章 ユダヤ人の結婚式と〈破壊〉(伊達雅彦)
ーアメリカ映画に見る〈グラス割り〉