目次
デリー殘存の「壁モスク」の諸形態
陳獨秀《青年雜誌》創刊への思想的動機
幸田露伴と中國文學
内藤湖南藏本文史校讐通義記略
競技と再生
掛爻辭中の「亨」について
『崇文總目』について
試談先周文化 : 考古工作の展開と問題點
『老子』の道器論 : 馬王堆漢墓帛書本に基づいて
秦代の「獄簿」について
李白「早發白帝城」と「峨眉山月歌」について
『唐僧取經圖册』に見る西遊記物語 : 大唐國出境までを中心に
論語の天道について
遼朝皇族の通婚關係にみられる交換婚 : 興宗時代から道宗時代まで
タゴールの長編小説『ゴーラ』について
中國學(Sinology)の意義・形質本領と解明方法
李康の「運命論」
後漢時代の軍役
秦および漢初の統一國家體制に關する一考察
『金瓶梅』の構想 : 『封神演義』『三國志演義』との關係を中心に
日月の誕生
『白氏文集』の舊鈔本と舊刊本
洪武朝の雲南平定戰(一)
「祭如在」小考
湖南新政時代の黄遵憲と不纏足諭告 : その歴史的意義
文化四年デンマーク傭船スサンナ號の長崎來航
アスタナ出土の論語鄭注について
「霞」をめぐって : 中國中古文學における
孔有徳の後金への來歸 : 「天聰七年檔」の檢討を通して
十三〜十七世紀のタミル語刻文に見るナーッタヴァル : 南アジア農村社會統合の役割と關連して
明代女眞の外交文書について
僞經『八陽經』の成立と變容
西周官制における「師」
香菱考
皇帝號出現の背景 : 戰國時代の稱帝問題をめぐって
再論老子河上公注の成立
全眞教の清規について
唐人町、中國人の來住について
神亭壺に見る佛教受容の一樣相
周易説掛傳の帝について
律詩への道 : 句數と對句の側面から
東坡の犯罪 : 『烏臺詩案』の基礎的考察
五代後周の王朴 : 世宗政治の背景
日清戰爭後半期における清朝官僚のロシア派遣 : 王之春『使俄草』と楊宜治『俄程日記』について
蘇轍『老子解』と李贄『老子解』
言と心 : 王陽明思想の一斷面
印刷術の普及と宋代の學問
東アジア南部民族の構成と文化史的體系
浙東調腔古戲『琵琶記』について
生死即涅槃
清代官話の資料について
明代評點考
李三娘の物語 : 『劉知遠諸宮調』と佛教説話
「始祖廟」記事と高句麗王系
顏眞卿と李㟧
原始經典における解脱の究極態 : 大乘經典を望む
遼代の避諱について
宋代思想史上における周敦頤の位置
圍碁考 : 中國中世の遊戲と賭博
含香と刁氏と
「爺們兒」考 : 北京口語の記述的研究から
チベットの社會構造を探る : 果洛(ゴロック)牧民社會の分析をとおして
『西遊記』西天取經故事の構成 : シンメトリーの原理
南朝の公文書「關」の一考察
ナーガールジュナの歴史性
俗體とは何か : 顏元孫と俗體の成立
明清民衆宗教における木子弓長の意味
「訓詁明而義理明」について
「仁」の本質 : 「愛」と「慈悲」との比較を通して
臺灣エキゾチシズム文學における敗戰の豫感 : 西川滿『赤嵌記(せきかんき)』論
安井息軒『論語集説』について
魯迅の談話筆記「幾個重要問題」について
鐵砲傳來再考
周草窓詞序説
ういろう(外郎)とやし(藥師)
明太祖と『寶訓』
敦煌發見均田制時代の籍帳に見える已受田記載の檢討
皇甫謐の「篤終論」
後漢書西羌傳の先秦史認識
ラーマの王國 : 『ラーマーヤマ』の王權論
ウイグル文字新考 : 囘囘名稱問題解決への一礎石
乾隆重鈔の無圈點老檔について
1920年代大連大山埠頭と中國民船沿海貿易
ラフカディオ・ハーンとヒンドゥー教
『バーブル・ナーマ』の「枝垂れ柳の條」について
萬葉假名の例音甲・乙と中古漢語の重紐 : 對應上の例外をめぐって
中國に於ける墳丘の出現
pañcakāla考
アポーハ論における名詞の性(liṅga)の問題
西夏文字新考
傳承と史實の間 : インド佛教傳播史に關連して
乳房の値段 : タミル古代の花嫁料
涅槃に住するブッダの身體 : 部派佛教における佛塔の位置
Ishād al-Zirāʿaの農法 : 穀物栽培におけるSiyāh kishtを中心に
マドヴァの聖典解釋の地平
Tārīkh-i Bayhaqīに見える王權觀と國家觀
アユタヤ王朝の首都の呼稱についての覺書
語學資料としての舊滿洲檔 : 漢語音の表記について