目次
まえがき
序章
第1章 色彩とは何か
「色彩」が意味するものは何か?/色彩と光/色彩の用語/色彩知覚のしくみ/色彩調和とその四つの原理/色彩の特質とその効果
第2章 歴史の中の色彩
色彩心理学の歴史/色彩が社会や文化に与えた影響/色彩科学の歴史/歴史における色彩の利用/近代最初のカラー・セラピー信奉者/二〇世紀における色彩/軍隊で利用された色彩/慣習、言葉、紋章に利用された色彩の歴史/魔術、迷信にあらわれる色彩
第3章 色彩が心と身体に及ぼす影響
色彩の心理的効果/鬱病やSADに効く光線療法/色彩の生理的影響/好みの色はその人を語る/その他さまざまな色彩効果
第4章 ビジネスで成功する色彩
購買力を左右する/マーケティングにおける色彩利用の先駆者たち/マーケティング色彩研究家による色分析と消費行動/色の印象はどのくらいの時間で定着するか/色の印象で味覚は変わる/自己の理想のイメージを色彩を通じて伝えるには/色彩マーケティングの心理的パワー/色彩の「好き」と「嫌い」
第5章 カラー・セラピー
民間療法における色彩/現代のカラー・セラピー/カラー・セラピーの一〇ヵ条/カラー・セラピーを用いている医師
各種の機能障害に対するヒーリング・カラー/先進的カラー・セラピー/先進的カラー・セラピーにおける一七原理
色彩呼吸/器官や身体部位を治療するためのトリガー・ポイント/高田反応/ジョン・ナッシュ・オットの業績
第6章 石と鉱物結晶から得られる色彩の恵み
宝石にまつわる古代信仰/宝石利用の歴史/宝石とは何か/宝石の色の変化/誕生石/水晶エネルギーとヒーリング・パワー/宝石を用いたカラー・セラピー
第7章 色彩と物質を超えた世界
音と音楽と色彩の関係/身体を取り巻くオーラの色/ヒーリング・カラーを決定するためのペンデュラム利用法/波動性の食物としての色彩
コラム
絵の具を混ぜあわせる芸術家の秘訣/物質にはそれぞれ特有の光の波長がある/プリズムを用いた色彩分析/失読症を矯正する色つきレンズ/色彩の性格にささげる頌詩/黄道一二宮/虹色の橋