紹介
首相も大統領も、IT、ケータイ会社も……
ウソばっかり!
「言葉を舐めてませんか?」
この時代の「まっとうさ」を愚直に問い直す。
上場ITメディア企業、通販会社、浮気男、サイコパス、
新聞、週刊誌、テレビ、世界中の政治家たち……
ウソつきの国、ウソつき会社、ウソつきたちが急増中!?
著者は、「ふつうのおじさん」の立場から、本を読み、ものを書き、
34年会社に勤め、「まっとうに生きること」を問いつづけてきた。
地に足のついた思考を求めて、今こそ、著者の声に耳を傾けよう!
有史以来、ウソは人間世界を覆ってきた。ウソをつく人間はしばしば罪を逃れ、利を得てきただろう。悪質なウソをつかれた者は、誹謗中傷に晒され、身に覚えのない罪を負わされ、苦しんだだろう。ウソをつく才覚のない者は、〝正直者はバカをみる〟のとおり、損ばかりしてきただろう。それでも、小ばかにされ蔑視されながらも、「正直」は「ウソ」の真っ只中を生き抜いてきたのである。――「あとがき」より
目次
まえがき――ウソはつきつめると難しい
第一章 ウソくさい言葉が蔓延している
第二章 平然とウソをつくハレンチな輩たち
第三章 「わたしの責任です」の無責任
第四章 「ウソでもいいから騙してほしい」
第五章 ウソの品質
第六章 事実の集め方によってウソができあがる
第七章 だれもウソなどつきたくない
あとがき――ウソのなかを生き抜く真