目次
刑法 構成要件論の終焉
不真正不作為犯に関する覚書
違法薬物であることの認識と概括的故意
正当防衛に関する二、三の考察
正当防衛と退避義務
防衛行為における量的過剰についての覚書
実行の着手に関する判例の考察
共犯論に関する一感想
行為共同説について
共謀共同正犯の意義と認定
観念的競合における「一個の行為」について
牽連犯に関する覚書
法定刑の引上げとその正当化根拠
量刑理論と量刑実務
船舶同士の衝突事故における若干の問題
準強姦罪について
心的外傷後ストレス障害(PTSD)と傷害罪の成立
黄色点滅信号時の交差点事故について
窃盗罪における「不法領得の意思」をめぐる理論と実務
強盗致傷罪の罪数について
背任罪における図利加害目的の意義とその認定について
特別刑法 詐欺破産罪と客観的処罰条件
いわゆる青色申告取消益と租税ほ脱犯
いわゆる迷惑防止条例について
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律 (医療観察法) 心神喪失者等医療観察法への期待
心神喪失者等医療観察法による審判手続の実際
心神喪失者等医療観察法による審判手続をめぐる諸問題
少年法 少年責任の研究についての覚書
少年の刑事処分に関する立法論的覚書
少年審判における抗告受理申立事件についての考察
抗告受理申立て制度について