目次
受容者の心 聴いたままを記したマーク・トウェインの「ある真実の話」
『バブク』とブクマン伝説
先住民と表象 フラーの『五大湖の夏、一八四三年』
ドーズ法時代の先住民チャールズ・イーストマンによるダコタ物語の継承
歌は語る フレデリック・ダグラスと奴隷の歌
伝説的人物ジョン・ヘンリーをめぐって
アメリカの大衆文化
ブルースとフードゥー もの憂いブルース
ヴァナキュラーの可視化
アリス・ウォーカーの短編におけるフォークロア
アフリカ系アメリカ人女性のステロタイプ 『クローテル…大統領の娘』とサリー・ヘミングス・ストーリー
アン・ペトリ『ストリート』における「黒人女性と白人紳士」の性的神話
赤ずきん民話を書き換える女性作家たち 赤ずきんちゃんとフェアリーテール
赤ずきんちゃん気をつけて
祭りの力 カーニバルの光と闇
ドラゴンの問い
ハイチ系移民作家、エドウィージ・ダンティカ著『デュー・ブレイカー』におけるカーニバル的イメージ
異国にて-移民作家と伝承 エドウィージ・ダンティカの『露散らし』に使われている植物
モニカ・アリの『ブリック・レーン』
歴史を証言する新しい伝承としての語り ゾイ・ウィカム『光のなかで戯れる』における語り
戯曲家オーガスト・ウィルソンが描くアメリカ黒人の二十世紀-「世紀循環劇」
現代の伝承文学としての日系人強制収容語り