目次
第1部 日本における「多元的共生社会」の現在(阪神・淡路大震災が生み出した市民活動の新たな展開-ボランティアからNPO、ソーシャル・エンタープライズへ
市民の活動の歴史的経緯から見た役割と可能性-何を求め、どう進んできたのか)
第2部 地域社会の実践現場から(多言語・多文化共生のまちづくり-阪神・淡路大震災で気づいた多様なマイノリティたちの活力
「生きがい仕事」の創出とCS神戸の役割-「自立と共生」の市民社会の構築に向けて
「知の共有」から始まる協働のまちづくり-「進化する自治体」三鷹市のDNA
コミュニティという価値の再創造-コーポラティブ・ハウスの実践
市民社会のコミュニケーション・インフラを創る営み-コミュニティ・メディアの展望と課題
吉野川可動堰建設をめぐる住民投票運動-「市民的専門性」と川の民主主義)
第3部 世界の中の日本(比較による日本の市民社会の実像
中央アジアの住民社会組織から見た持続性と多元的共生の可能性-ウズベキスタンのマハッラ近隣コミュニティの事例から
トルコの市民社会から見た多元的共生社会)