紹介
*エリアスを超える新しい宮廷研究が始まる!
膨大な史料を駆使,それぞれの人員・費用・宮廷生活・儀式・ヒエラルキーを比較して,新たな宮廷像を描き出し,二つの国家の形成過程における宮廷の役割を照射。エリアスの宮廷論を超える「野心的研究」と評価される
*原書の膨大な注をホームページに掲載(略語表も)*
この訳書の重要な特長の一つは,原書の注を刀水書房ホームページに掲載する事です。
本文に組み入れると100頁を超える「原注」になっていたはずを,原著者の了解を得て決断,HP掲載によって, 手ごろな頁数と価格を実現することが出来ました。恐らく本邦初の試みです!
目次
第1部 序
第1章 宮廷史研究の諸問題/第2章 近世前夜の王室
第2部 廷臣たち
第3章 宮廷の人数と費用/第4章 地位と収入
第3部 宮廷生活
第5章 宮廷生活のカレンダー/第6章 宮廷儀式と地位
第4部 権 力
第7章 宮廷における権力のあり方/第8章 国の中心としての宮廷
第5部 結
第9章 結論と展望