目次
講演 尖閣列島問題を考える 孫崎享
巻頭論文 新しい政治情勢の下で全民研はなにをなすべきか 高野哲郎
■特集1 憲法教育――生徒と共に学ぶ憲法
日本社会と若者の未来 湯浅誠
多重危機の進行と憲法と公教育 杉原泰雄
日本型生活保障システムの崩壊と新たな運動の方向性 後藤道夫
フランスにおける憲法教育と生徒参加 大津尚志
判例学習を超えた憲法教育の一提案
――「恵庭事件」の授業で高校生が考えたことから 前田輪音
今求められる憲法教育とは 山本政俊
法教育と裁判員制度学習
――“基本原理”と“ツール”からの考察 中平一義
憲法教育の目的、目標、内容、方法
――これまでの到達点をふまえつつ考える 大川仁
教師と実務家の連携による憲法教育の実践について 林千賀子
社会保険労務士から見た法教育 セーフティネットを教えて 金丸京子
■特集2 3.11と授業づくり
「言葉」にこだわり、原発問題を深める授業の試み
――原発と原爆をめぐる葛藤の組織化(続) 服部進治
「意外」な結果の、高校生の原発ディベート
――将来のエネルギー論争の焦点は何か 杉浦正和
原発について学ぶ高校生平和ゼミナール
「私たちを忘れないで」と訴える福島の高校生とともに 沖村民雄
■第四三回大会レポート
日本社会の変化と若者の未来
――時代に適合する言説を生み出すために 若菜俊文
日本の社会と若者の未来を考える 山﨑裕康
■研究のひろば
シティズンシップ教育について 杉浦真理
高校生が現代社会を主体的に考える授業
――内閣総理大臣に法律の制定を手紙で提案する 渥美利文
ファミリーレストラン 松崎康裕
古市憲寿『絶望の国の幸福な若者たち』を読む 桑山俊昭
憲法一九条が生きる自由な学校と社会を
――東京・教育の自由裁判の到達点と今後の課題 立川秀円
■書評