目次
発刊にあたって i
第1章 不登校の子も発達に偏りがある子も
―みんな一緒に暮らす高校― 1
1.共に悩んで 共に微笑んで 3
2.I’m OK, you’re OK! ―共育コースでのクラス運営について― 7
3.共育コースで学んで 10
4.共に歩んだ3年間 13
第2章 指導のユニバーサルデザイン化
―授業・教材・評価の工夫― 17
1.国語科―全員発言で小さな達成感を積み重ねて― 19
2.数学科―まず黒板に注目、そして説明は2度― 21
3.英語科―授業のはじまりはいつも元気な英会話― 24
4.社会科―授業の流れをルーチン化し、納得して進む― 28
5.理 科―暗記のトレーニングはマンツーマンで― 31
6.体育科―特別ではないことがユニバーサルデザイン― 35
7.教科情報(社会と情報)―情報リテラシーを身につける― 37
8.家庭科―自らが健康管理をする力を― 39
9.生活技術科「総合ビジネスコース」―企業実習で実践力を育む― 48
10.福祉科―実践で活かす実技の重みと責任― 51
11.衛生看護科―ベッドメイキングを通しての授業の工夫― 53
12.インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育 57
第3章 研修を通して学んだこと 61
1.失敗から学んだこと 63
2.各教科の研修現場から 65
(1)数学・共育コース 65/(2)人権教育 66/(3)道徳教育 67/
(4)看護科教育 68/(5)福祉科教育 71
第4章 社会生活への架け橋
―共に暮らし 共に働く― 77
1.キャリア教育―社会との「つながり」を目指して― 79
2.自立すること・働くということ 81
3.「玉成ベーカリー社」の取り組み 86
第5章 青年期の特別支援教育を考える 91
1.卒業生と保護者の声 93
2.スクールカウンセラー室からのメッセージ 95
3.わからないことは生徒に聞こう―保健室と生徒― 99
4.すべての生徒にとって快適な学校図書館 102
5.一生に一度の高校生活―特別支援教育コーディネーターの目― 104
第6章 特別支援教育Q&A 113
1.発達障がい:脳機能の障がいとはどのような障がいですか? 115
Q1 発達障がいとはどのような障がいですか? 115
Q2 LDとはどのような障がいなのでしょうか? 118
Q3 障がいについて配慮すべき点とアプローチ方法を教えてください。 118
Q4 小学校ではADHDといわれたのに、中学では治ったといわれたましたが。 119
2.保護者への適切な対応 120
Q5 障がいを認めない保護者にはどのように説明したらよいでしょうか? 120
Q6 生徒にも保護者にも障がいの自覚がない場合の支援方法は? 120
3.生活習慣・日常生活の課題 121
Q7 朝起きられなかったり、昼夜逆転生活を送る生徒への効果的な支援は? 121
Q8 急ぐ時にも行動が遅くなる生徒にはどのように促すとよいでしょうか? 121
Q9 物をすぐになくしてしまう子にはどのように支援したらよいですか? 122
Q10 周囲とのコミュニケーションをとれない生徒がいます。 122
Q11 リストカットをすぐ口にする生徒への対応方法は? 122
Q12 「~してはいけない」という禁止表現に強くこだわる生徒に困っています。 123
Q13 自己理解が低い生徒に対して対応方法を教えてください。 124
4.授業の指導方法・課題へのアプローチ 124
Q14 実践的なコミュニケーションを教えたいのですが。 124
Q15 障がいによる困難さを抱える生徒にはどのような支援をしたらよいでしょうか? 127
Q16 小・中・高校との連携ではどのようなことが必要でしょうか? 128
Q17 文字が読みづらい時、どのように指導したらよいですか? 128
Q18 授業中にノートはとれる生徒ですが、理解ができていないようです。 129
Q19 提出期限が守れない子がいます。どのように指導するとよいでしょうか? 129
5.将来のこと・社会人になること 130
Q20 適切な進路選択はどのように考えたらよいでしょうか? 130
Q21 発達障がい者の職業選択についての考え方を教えてください。 130
Q22 働く意欲の低い生徒にはどのような支援をしたらよいですか? 131
Q23 将来の生活に危機感がない生徒への指導はどうしたらよいでしょうか? 131
Q24 発言が少なく、本人の具体的な希望を自分でいえない生徒がいます。 131
Q25 非現実的な職業を夢見る生徒にはどのような指導をしたらよいでしょうか? 134
Q26 生徒の進路にはどのようなものがありますか? 134
Q27 企業が求める採用条件とはどんなことですか? 134
Q28 就職にあたって最低限身につけておくべきこととは何でしょうか? 135
Q29 障がい者手帳を利用して就職する場合の最優先課題とはどんなことですか? 136
Q30 高校卒業後、現実社会への備えとしてはどのような心構えが必要ですか? 136
Q31 就労後に苦労しないために高校生活ではどのようなことが大事ですか? 136
Q32 離職についてはどのように考えたらよいでしょうか? 137
Q33 適切な支援と過度な支援の違いをおしえてください。 137
おわりに 139