目次
文学の特異点 「世界内戦」下、「伊藤計劃以後」のSFに何ができるか 書評「トーマス・M・ディッシュ『プリズナー』」 書評「カート・ヴォネガット『母なる夜』」 書評「ジャック・ウォマック『ヒーザーン』『テラプレーン』」 書評「山野浩一『鳥はいまどこを飛ぶか』」 書評「荒巻義雄『白壁の文字は夕陽に映える』」 思弁小説の新しい体系 「世界にあけられた弾痕」にふれて SF・文学・現代思想を横断し「脱領土化」する平滑的な比較精神史 現代SFを楽しむためのキーポイント:シンギュラリティ 現代SFを楽しむためのキーポイント:ナノテクノロジー SFの伝統に接続される、現代社会の諸問題 書評「C・M・コーンブルース『クリスマス・イヴ』」 空間秩序と、上田早夕里『深紅の碑文』 自らの示すべき場所を心得た世界文学、〈科学批判学〉SFの傑作集 ハードSFのポエジー 現代文学とSFの限界超える 実演される生成論 アルス・コンビナトリアの復活 トランスヒューマン時代の太陽系 トランプ大統領以後の世界、「手のつけられない崩壊の旋風」を描くゲーム ベストSF2011国内編・海外編 ベストSF2012国内編・海外編 ベストSF2013国内編・海外編 ベストSF2014国内編・海外編 ベストSF2015国内編・海外編 ベストSF2016国内編・海外編 2016年下半期「図書新聞」読書アンケート回答
ドラゴンが、やってきた。 レビュー『トラベラー』 レビュー『ストームブリンガー』 レビュー『クトゥルフ神話TRPG』 レビュー『クトゥルフ・ダークエイジ』 「世界内戦」を描いたゲームリスト10 映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作が切り捨てたもの 書評「野田昌宏編〈スペース・オペラ名作選〉」 書評「アルフレッド・ベスター『破壊された男』」 書評「アルフレッド・ベスター『虎よ、虎よ!』」 若き『トラベラー』のための航海図 地図を手に、地図の彼方へ 忘れたという、その空白の隙間で ゲームとミステリ イロニーとしてのシェアード・ワールド サイバーパンクとクトゥルフパンク ゴシックパンクとクトゥルフパンク 書評「チャイナ・ミエヴィル『ジェイクをさがして』」 スチームパンクと崩壊感覚、歴史への批評意識としての「パンク」 書評「サム・マーウィン・ジュニア『多元宇宙の家』」 書評「キース・ロバーツ『パヴァーヌ』」 書評「マイクル・ムアコック『グローリアーナ』」 書評「佐藤亜紀『1809ナポレオン暗殺』」 書評「フォルカー・デース『ジュール・ヴェルヌ伝』」 書評「ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』」 書評「マイクル・ムアコック〈永遠の戦士フォン・ベック〉」
死と隣り合わせの世界で、「感情と意志の交錯」を追体験 世界劇場と吸血鬼ジュヌヴィエーヴ ヴァンパイアの情念、理性への叛逆 ケルトの幻像と、破滅的リアリズム 書評「ブルース・スターリング編『ミラーシェード』」 レビュー『ゴーストハンター13Expantion2 ディアブロ・ドゥ・ラプラス』 書評「奥谷道草『オモシロはみだし台湾さんぽ』」 書評「安田均監修『ブラックミステリーズ』」 レビュー『ウォーハンマー・コンパニオン』 レビュー『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2015』 レビュー『トンネルズ&トロールズ ソロ・アドベンチャー サイドショー』 レビュー『ゾンビタワー3D』 書評「サム・チャップ、アンドリュー・グリーンバーグ『ノドの書』 『ダンジョン飯』から広がるディープなファンタジーゲームの世界 書評「中川大地『現代ゲーム全史』 パスカル・キニャール レビュー「フェデリコ・フェリーニ監督『道』」 「幻に殉ずる」姿勢 現代「伝奇ミステリ」論 書評「二階堂黎人『人狼城の恐怖』」 書評「さとうふみや他『金田一少年の事件簿』」 書評「京極夏彦『鉄鼠の檻』」 人工知能と「存在の環」 新たな時代の〈ロゴスコード〉を求めて 黄昏詩華館に集いし者たち 書評「生田耕作ほか『「芸術」なぜ悪い-「バイロス画集事件」顛末記録』」
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