目次
日本の伝統を守りつつ、世界の中で存在感ある国家にしていくことが、政治の務めである。
世のため人のため役立ちたいという人々の思いを生かし「絆」で支え合える日本に。
「人間力+地域力=日本力」のソフトパワーで、日本型の資本主義経済を再生する。
道路公団改革で「民営化」を「無意味なもの」におとしめた小泉首相の罪は大きい。
「悪平等よりは格差を容認する」が大半の国民の思い。だが、格差の再生産は誰も望まない。
党対党の対立軸が明確でないから、本筋以外の部分に余計なカネがかかる。政策で勝負すべき。
人口が減ってもよい。小さくても輝く国、小さくても優しい政府であればよい。
【検証・小泉改革】
「骨太の方針」の変遷(小泉政権の2001年~2005年)
小泉政権のアップ&ダウン
道路公団 道路公団改革は何を残したか 櫻井よしこ
格差社会 「新卒全雇用政策」で格差是正社会へ 三浦展
靖国問題 アジア的視座から見た「靖国」 森尻純夫
地方財政 地方の自立は達成されたか 赤井伸郎
公の復権 「公共性」という価値観を共有する 松原隆一郎
政策形成 小泉流政治改革で何が変わったか 曽根泰教
経済再生 次期政権は「真の自立」への再挑戦を 渡邉正太郎
小さな政府とは何か(榊原英資/林芳正/松本剛明/ 山口那津男/ 渡邉正太郎/蟹瀬誠一)
選挙で政治を変える(枝野幸男/ 柿沢弘治/ 河村たかし/ 菅直人/ 塩崎恭久/ 高市早苗/ 堂本暁子/中村敦夫/ 広中和歌子/ 山中あき子/ 山本孝史/小田全宏/山田厚史
政治とカネの関係を考える(石破茂/ 岡田克也/ 小林興起/佐藤謙一郎/ 原田義昭/ 増原義剛/飯尾純
エモーショナル・ポリティクスのすすめ(坂井直樹/林芳正/ 平井卓也/細野豪志/永田仁)