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近代東アジア土地調査事業研究

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詳しい情報
読み: キンダイ ヒガシアジア トチ チョウサ ジギョウ ケンキュウ
出版社: 大阪大学出版会
単行本: 446 ページ
ISBN-10: 4872595580  ISBN-13: 9784872595581  [この本のウィジェットを作る]
NDC(9) : 611.222221

紹介

本書は台湾・米国での資料発掘によってその制約を乗り越え,地理空間情報を本格的に利用した世界最初の研究である.
近現代中国を対象に,地形図・地籍図や空中写真等の地理空間情報を用いた可視的研究は,中国における資料公開の制約もあり,皆無であった.本書は台湾・米国での資料発掘によってその制約を乗り越え,地理空間情報を本格的に利用した世界最初の研究である.文書資料も用い,近代東アジアの土地調査・土地制度改革における中国の位置,国民政府期の南京における〈近代中国的〉土地登記の最前線,一田両主制の新タイプ等を考察.

目次

口絵

凡例
図表一覧

第Ⅰ部 技術・方法の東アジア間交流と移転
第1章 東アジアの土地調査事業研究へのもう一つの視角
はじめに 
1.地租改正と植民地の土地調査事業— 一つの比較 
2.地押調査と地券の廃止 
3.沖縄県の土地整理事業と植民地での土地調査事業 
むすびにかえて 

第2章 20 世紀初頭の清国学生の陸地測量部修技所への留学
―地図作製技術の移転の視角から
はじめに 
1.陸地測量部修技所と振武学校 
2.留学生名簿からみた修技所における清国留学生の受け入れとその背景 
3.修技所でのカリキュラム 
4.清国留学生の卒業後の動向 
むすびにかえて 

第3章 「臺灣土地制度考査報告書」について
―民国初期、不動産登記制度への着目の一断面
はじめに 
1.第一章について 
2.第二章について 
3.第三章と「附録 日本登記制度攷査報告書」との関係について 
むすびにかえて 

第Ⅱ部 資料の発現・整理と利用価値
第1章 地籍整理事業の作業過程と地籍資料
──浙江省を中心に
はじめに 
1.地籍整理作業の流れ 
2.現存する地籍図と地籍文書 
3.土地所有権証の4つの型 
おわりに 

第2章 南京関係地理空間情報の紹介と利用の可能性
はじめに 
1.南京関係の地理空間情報 
2.地理空間情報のもつ可能性 
おわりに 

第3章 台湾所在の地形図と地籍図
はじめに 
1.1 万分の1 南京市地形図について 
2.南京市江心洲の各種「地籍図」について 
3.江心洲の地籍原図 
4.各種地籍図にみる江心洲の開発状況 
おわりに 

第4章 南京市房産檔案館収蔵の民国期地政資料
―『南京市地籍図』を中心に
はじめに 
1.南京市房産檔案館の所蔵資料 
2.『南京市地籍図』 
おわりに 

第5章 1930 ~ 1940 年代作製の南京市戸地図
はじめに
1.戸地図の作製と南京市の地政 
2.1930 年代作製の戸地図
3.1946 ~ 1949 年作製の「分段地籍図」
4.戸地図にみる南京城内の様子 
おわりに 

第6章 国史館所蔵民国期南京市郊区の青写真地籍図と航空測量
はじめに
1.国民政府期における航空測量と地籍図の作製工程
2.南京市北部郊区の青写真地図
3.500 分の1 の個別図
おわりに

第7章 台湾所在 民国期南京の旗地関係檔案
はじめに 
1.南京の旗地 
2.南京旗地関係檔案 
3.南京特別市の成立と八卦洲 
おわりに 

第Ⅲ部 南京都市部 登記文書分析
第1章 満鉄上海事務所調査室の南京不動産慣行調査
はじめに 
1.都市不動産慣行調査の実施 
2.『支那都市不動産慣行調査報告書』《東研報告書》の南京研究 
3.満鉄上海事務所調査室『南京ニ於ケル不動産慣行調査報告』概観 
おわりに 
補記 

第2章 南京国民政府時期の土地登記と「他項権利」(1)
―国史館蔵「土地他項権利証明書存根」試探
はじめに—問題の所在 
1.資料簡介 
2.1920 ~ 1930 年代南京市における土地登記 
3.「他項権利」とは何か 
4.「存根」の世界 
小結 

第3章 南京国民政府時期の土地登記と「他項権利」(2)
―「抵押権」を中心に
はじめに 
1.「存根」よりみた1930 年代南京城内の地権およびその分布 
2.「抵押権」の位相 
おわりに 

第4章 契拠の行方と南京市「総登記」
―土地法等との比較を通じて
はじめに 
1.問題の所在 
2.土地法および江蘇省等の規定 
3.南京における取り扱い 
4.トーレンス方式/ 1930 年土地法/南京市「総登記」 
5.南京市「総登記」と上海道契 
むすびにかえて 

第Ⅳ部 南京都市部 地籍図を用いた登記文書分析
第1章 国史館 南京不動産登記文書の地区別収蔵状況

第2章 秦淮区磨盤街社区の古民居群
はじめに 
1.1936 年地籍図第4 区第11 ~ 15 幅現況調査(2014 年10 月) 
2.1953 年出版「南京市五百分一房地産平面図」の現場を歩く(2015 年10 月) 
おわりに—戦禍と南京 

第3章 土地か建物か ──不動産の売買・課税についての覚書
はじめに 
1.事例紹介─朱Xq 巻(第4 区第2044 段) 
2.売買契約における土地と建物 
3.都市における不動産課税をめぐって 
むすびにかえて 

第4章 土地の境界をめぐる紛糾と諸権利
はじめに 
1.所有権状と分段図 
2.1930 年代の土地登記をめぐる境界の問題 
3.土地の境界画定に伴う問題発生の背景とその解決法 
おわりに 

第Ⅴ部 南京近傍農村研究
第1章 江心洲地籍図と農村社会
はじめに 
1.地籍図および江心洲概要 
2.地形図から窺える江心洲の特徴
3.地籍図から窺える江心洲の特徴
むすびにかえて 

第2章 江心洲地籍図をどう読むか ―業権・佃権と開発史
1.問題の設定
2.檔案資料との邂逅
3.所有権・業権・佃権と地籍整理事業
4.江心洲檔案の統計と地籍図データ
5.耕作者の宅地と経営耕作地の分布
第3章 江心洲開発をめぐる社会史
はじめに―長江中洲の変貌と研究の課題 
1.江心洲概観
2.考察 江心洲の永定洲(困水洲)
おわりに 

第4章 長江中洲の開発と開発農民の具体像
―南京付近を中心に
はじめに 
1.1927 ~ 1929 年の大小黄洲開発
2.1930 年代以降の江心洲開発史
おわりに
第5章 南京八卦洲の開発と旗民の権利
はじめに
1.旗民の考える八卦洲の権利
2.国民政府時期の八卦洲の開発と権利
おわりに

第6章 「査田定産工作」からみる1950 年代初、中国農村の土地所有
はじめに
1.解放後、南京市郊外における査田定産工作の復元
2.土地証の発給とその意味
3.「農業税徴収清冊」と1950 年代初の農村

おわりに
初出一覧
あとがき
索引
執筆者紹介
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