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宮本研エッセイ・コレクション 2(1968-1973)〈革命〉―四つの光芒

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詳しい情報
読み: カクメイ ヨッツ ノ コウボウ
出版社: 一葉社
単行本: 349 ページ
ISBN-10: 4871960676  ISBN-13: 9784871960670  [この本のウィジェットを作る]
NDC(9) : 914.6

紹介

戦後を代表する劇作家・宮本研の創作作品以外で、雑誌、書籍、新聞、公演パンフレット等に発表されたほとんどの文章を初収録。第2巻
戦後を代表する劇作家・宮本研の精神の軌跡――今、わたしたちに問いかける。
宮本研の劇作・脚本等の創作作品以外で、雑誌、書籍、新聞、公演パンフレット等に発表されたほとんどの文章を初収録。収録にあたっては、初出発表年ごとに四巻に分け、さらにテーマごとに章立てをして、各章内は原則として発表年月日順に配列した。
このエッセイ・コレクションは、いわば宮本研のもう一つの作品集である。
「……わたしにとっては、語るということはある種の軽挙であり、盲動である。沈黙の世界からはみ出すことによって手に入れるのは空虚でしかないからである。だから、わたしにとっては、書くという作業は絶えざる苦痛であり、不安であり、苛責であり、屈辱ですらある。しかし、にもかかわらず、なおかつ、語り、書くということは、わたし自身、たぶん、ひとたび口を開いてしまった人間にはもはや引き返すべき地点はなく、ないとなれば、こんどはもう、ひたすら語りつづけ、書きつづけることによつてしか沈黙を取り戻すすべはないものと観念しているからにちがいない。」(本書「〈革命〉――四つの光芒」より)

目次


メッセージ/作品の前後/覚書/造反有利ということ/花柳の世界/いま〝水俣〟に――田中正造の叫び/四つの作品について/〈革命〉――四つの光芒/近松体験の収穫/革命伝説と現代/桃中軒牛右衛門/劇中劇という構造について/祭り――劇の原点/村と逆に、村に――鉱毒事件と田中正造/ブリューゲルと魯迅
  ⅱ
私はどのようにして日本語を学んだか/演劇にとって性とはなにか――ある問答/〝自明の論理〟をこえるむずかしさ/賞について/劇作について/批評について/国家と犯罪または芸術/言葉・意味・文章/「観客」または「大衆」について/民衆・ヒーロー・劇/まぼろしの劇場/KABUKI/舞台空間への接近/後家が狂わにゃ芝居じゃない/網走番外地・考
  ⅲ
松井須磨子と中山晋平/島村抱月と小山内薫/明色の生感覚――天草/松井須磨子――史談・私を魅了した女性/
田中正造と足尾銅山/青鞜の女/心中――考/松井須磨子――〝女優〟
  ⅳ
作家の生と死/〈桜が咲いて、冬でした〉/〈サンパ〉と〈ヤソ〉/小説・八木柊一郎/久保田万太郎とわたし/
一期一会/男の世界・女の世界/大いなる遺産――久保栄・人と芸術/〈ウェスカー68〉について/ウェスカー68を――なぜ?/ウェスカーがのこしたもの/木村光一論/俳優石立鉄男/玲瓏玉のごとし――菅野忠彦/饒舌な世界を秘めた人――坂口芳貞/太地喜和子/夜の牙――李礼仙
  ⅴ
オレの新宿――シャツとボタン/アクション・オン・ステージ/解説(『現代日本戯曲大系』第3巻)/夢と現実――わたしの場合/原点としての八月/消えたセリフ
  ⅵ
独自な角度からの魯迅への接近――尾崎秀樹著『魯迅との対話』/切断された土着への回路――秋元松代著『かさぶた式部考・常陸坊海尊』/島・比喩と実在の間――安部公房『未必の故意』(俳優座)
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