目次
古代から啓蒙の時代まで
総序
古代
ギリシア人
ローマ世界
中世
ゲルマン人の時代
中世初期
「心を動かす」と「心の動き」
中世における感情
感情についての日常的表現と医学的用例
中世ヨーロッパにおける救済の情念
家族と感情的関係
十四世紀から十五世紀における宮廷人の政治的感情
近代
「感情」という言葉の出現
ルネサンスにおける感情の修辞学
喜び、悲しみ、恐れ……
内面の自己監視という発明
神秘体験における魂の変容と情動
集団的感情吐露と政治的なもの
名誉、親密な空間から政治的なものまで
勇ましい心と優しい心
メランコリー
法の語るもの
実験的感情
バロック時代における音楽の感情
感情、情念、情動
ほほ笑み