紹介
10曲のスタンダードナンバーを練習することで、全ての英語発音がマスターできます。さらに、単に発音だけではなく、いろいろな感情や気持ちを相手に効果的に伝える力が養われます。
*本書の特長
① 声を響かせる→リズムを感じる→歌詞を味わう→語のイメージを捉える、のステップアップレッスン
② 歌なのでリズムやイントネーションが自然に身につく。繰り返しが多いのでいつの間にか覚えてしまう。
③ 歌は感情移入がしやすいため、はるかに実践的
④ CDには英語の訓練を受けていないヴォーカリスト10名の「練習前」「練習後」の発音を収録
⑤ もっとたくさん歌いたい読者のために、巻末に音の分析結果つきの100曲のリストを掲載
目次
・英語発音の母音表&子音表
Introduction 英語発音の基礎知識 Stand By Me
第1章 笑顔の音、陽気な音 Cheek to Cheek
第2章 甘えん坊の音、畏怖の音 Someone to Watch Over me
第3章 でしゃばらない音、献身的な音 Love for Sale
第4章 遊び心の音、複雑な音 Sweet Georgia Brown
第5章 重い音、暗い音 Cry Me a River
第6章 軽やかな音、前進する音 Route 66
第7章 心残りのする音、停滞する音 Bye Bye Blackbird
第8章 密やかな音、壮大な音 Mack the Knife
第9章 重厚な音、壮大な音 Love is a Many-Splendored Thing
第10章 優しい音、柔らかい音 When You're Smiling
Review 伴奏だけで歌ってみよう When You Wish Upon A Star
・発音練習に使えるジャズ・スタンダード曲100選
前書きなど
本書では、英語のジャズの歌詞と、曲のなかで使われている音の関係を調べた結果、音をイメージグループに分けて練習する方法をとりました。軽やかに前進していくような曲でよく使われている音のグループ、過去に未練を残しているような曲でよく使われている音のグループ、のように、音の響きをグループに分けて練習していきます。本書で紹介する10 のグループの音を練習することで、すべての英語発音がマスターできるよう構成されています。
付属CD-ROMに収録されている歌唱は、今まで特別に英語発音のお勉強をせず自己流で歌ってきたヴォーカリストたちが、本書で紹介している発音レッスンを受けて、曲のイメージと音の響きの関係を意識しながら歌えるようになった様子を紹介しています。みなさんも、自信をもって効果的に自分を表現できる歌い手、話し手を目指して、一緒に発音練習に取り組みましょう。