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池の水ぜんぶ“は"抜くな!

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詳しい情報
読み: イケ ノ ミズ ゼンブ ワ ヌクナ
出版社: つり人社
単行本: 128 ページ / 18.7 x 12.7 x 0.9 cm
ISBN-10: 4864473331  ISBN-13: 9784864473330  [この本のウィジェットを作る]

紹介

在来種と外来種の区別や外来種はワルモノなのか?など、近年注目されている外来種問題について考えます。
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。
外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか? ブラックバスやコイを駆除するため池の水が抜かれた後、酸欠で口をパクパクさせる魚たちは、私たちに何かを訴えているように思えてなりません。
本書では、近年注目されている外来種問題について考えます。この問題に詳しい池田清彦先生、岸由二先生らに取材を行ない、まとめました。
外来種は、なぜこれほどまでに嫌われているのか? 彼らを根絶した先に、いったい何があるのか? そしてそもそも、外来種は完全にいなくなったほうがいいのか?
そして、単に外来種だからといってひとくくりに駆除することは、差別につながるのではないか……?
身近に棲む生きものたちについて、改めて考えてみるきっかけを作る一冊です。

◎主な内容(予定)
●在来種と外来種の区別
●外来種はワルモノなのか?
●駆除の現実
●え、これも? 国内外来種図鑑
●何が「自然」なのか
●外来種排斥と差別思想
●and more……!!

目次

目次

011

第1章 外来種と在来種の境界線

いつ入ってきたら外来種なの?

在来種から格下げされたカメ?

人の手が運んだ生きもの

国内で運んでも外来種?

クマゼミは人が運んだのか?

外来種問題を整理する



027

第2章 なぜ外来種はワルモノにされるのか?

タイワンリスの悪行

駆除するかどうかは、どう決まる?

人が利用している外来種

琵琶湖の在来種を減らしたのは?

小さな島では外来種が脅威になる

ニッチについて

交雑種は殺すべきなのか



045

第3章 外来種を駆除して何を守るのか?

人が手を加える前に戻したい

作られた里山生態系

トキを巡る複雑な事情

生物をコントロールできるのか

「手つかずの自然」

ビクトリア湖のシクリッド

里山も「手つかず」に戻すべき?

水田は「自然」とは呼べないから……



069

第4章 人が手を加えるのはそこまで悪なのか

生きものを手助けする

堰堤の上に魚を移動させるのは?

絶滅しそうでも「手は出さない」のが正しいのか

人と自然の関わり方



080

Column 1 令和元年に思う「梅」のこと



081

第5章 必要なのはケース・バイ・ケースの対応

危険な外来種

「外来種=悪」は単純すぎる

何を目指すべきなのか?

子どもたちには正確な知識を



089

第6章 群馬県邑楽町に見る外来魚駆除の現実

中野沼の例

外来魚だけど……かわいそう

殺さなくてすむ方法

水をぜんぶ抜いたら……?

生きものと触れ合う機会

転換期

目的は何なのかを明確に



106

Column 2 外来種に依存する在来種



107

第7章 池田清彦が語る外来種問題の現在

竹ヤリで戦うようなもの

外来種の定義は恣意的

生態系は変わっていくもの

いてもどうってことのない外来種

外来種によるコントロール

役に立つならいてもOK?

遺伝子が混じり合うのは悪なのか

クワガタの交雑

環境収容力

どのくらい採ってもよいのか

すべての命は大切

移入先で見つかったクニマスの例

命の選別は許されるのか
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