目次
プロローグ─元祖IT革命のさなかに─
Ⅰ 元勲たちの文明ツアー
一、幕末維新の電信事情
二、岩倉使節団の構成と特徴
三、書記官久米邦武の仕事
Ⅱ モールス電信発祥の地で
一、『実記』が描く電信の発展
二、岩倉具視とモールスの交信
三、語られざる電信の活躍
Ⅲ 女王陛下のインターネット
一、パクスブリタニカの繁栄
二、海底電信線路の拡張
三、帝国主義の手先として
Ⅳ 鉄血宰相の権力装置
一、新興プロイセンへの期待
二、兵器としての電信網
三、電信技能者の養成システム
エピローグ─岩倉使節団とその後の電気通信─
あとがき
附録一 岩倉使節団構成員一覧
附録二 岩倉使節団同伴留学生一覧
附録三 図版出典一覧
附録四 参考・引用文献一覧
索引