目次
はじめに
〈1〉世正に背き、人悉く悪に帰す。〈2〉汝早く信仰の寸心を改めて速かに実乗の一善に
帰せよ。……「立正安国論」
〈3〉懺悔すれども懺悔の後に〜後の懺悔に此罪消えがたし。……「顕謗法鈔」
〈4〉心あらん人は後世をこそ思いさだむべきにて候へ。〜〈6〉されば日蓮は日本第一の
法華経の行者なり。……「南条兵衛七郎殿御書」
〈7〉それ仏道に入る根本は信をもて本とす。……「法華題目鈔」 【中略】
〈14〉仏法を学せん人知恩報恩なかるべしや。〜〈19〉つたなき者のならいは約束せし事
をまことの時はわするるなるべし。……「開目抄」 【中略】
〈23〉釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す。〜〈26〉天晴れぬれば地
明らかなり。法華を識る者は世法を得べきか……「観心本尊抄」 【中略】
〈28〉いかにも今度信心をいたして法華経の行者にてとり、〜〈30〉行者の二道をはげみ候
べし。行学たえなば仏法はあるべからず……「諸法実相鈔」
〈31〉設い日蓮の死生不定たりと雖も、妙法蓮華経五字の流布は、……「富木殿御返事」
【中略】 〈38〉心の師とはなるとも、心を師とせざれ。……「兄弟鈔」
〈39〉各各我が弟子となのらん人々は一人も臆しおもわるべからず。〜〈42〉釈迦如来の御
ためには提婆達多こそ第一の善知識なれ。……「種種御振舞御書」
〈43〉女は水のごとし、うつわ物にしたがう。……「妙一尼御前御消息」 【中略】
〈45〉それ仏法を学せん法は、必らず先ず時をならうべし。〜〈47〉不軽菩薩は誹謗の
四衆に…法華経をば弘通せさせ給いしぞ……「撰時抄」 【中略】
〈51〉閻浮の内の人は病の身なり。法華経の薬あり。……「高橋入道殿御返事」 【中略】
〈57〉然るに日蓮は何れの宗の元祖にもあらず、また末葉にもあらず。……「妙密上人御消息」
〈58〉仏教をならわん者の、父母、師匠、国恩をわするべしや。〜〈61〉極楽百年の修行は、
穢土一日の功に及ばず。……「報恩抄」 【中略】
〈65〉分別功徳品の四信と五品とは、法華を修行するの大要、……「四信五品鈔」
【中略】
〈70〉蔵の財よりも身の財すぐれたり。身の財よりも心の財第一なり。……「崇峻天皇御書」
【中略】
〈73〉聴聞する時は燃え立つばかりと思えども、遠ざかりぬれば捨つる心あり。……「上野殿
御返事」 【中略】
〈79〉今度の命たすかり候は、偏に釈迦仏の…御たすけ候か……「四条金吾殿御返事」
【中略】 〈80〉法華経と申すは随自意と申して仏の御心を説かせ給う。……「随自意御書」
【中略】 〈89〉法華経に入りぬれば唯一人の身、一人の心なり。……「千日尼御返事」
〈90〉我が身は藤のごとくなれども、法華経の松にかかりて、……「盂蘭盆御書」 【中略】
〈94〉一切衆生の同一の苦は悉くこれ日蓮一人の苦と申すべし。……「諫暁八幡抄」【中略】
〈100〉栗鹿毛の御馬はあまりおもしろくおぼえ候程に、……「波木井殿御報」
日蓮聖人の生涯と著作御書(本書所載)年譜