目次
目 次
まえがき
第一章 団体設立から居場所にたどり着くまで
ペアレント・サポートすてっぷとは
おかあちゃんたち集まる
単純な活動コンセプト
3か年計画
本を作ろう!
NPO法人になる
収益事業は持っちゃいけない?
「保護者の居場所」づくり
居場所の条件
カフェがもたらしてくれたもの
「うさぎカフェ」を支えるメンバーたち
ロケーションのもたらす力
第二章 居場所って何? 居場所の作り方
一般的な「居場所」とは
「うさぎカフェ」はどんな居場所か
知識をつければ受容できるのか
場づくりのミステイク
あなたが「居場所」を作るなら
第三章 私たちが出会ってきたお母さんたち
学校に行きしぶる小学生の保護者、Aさん
不登校の中学生の保護者、Bさん
第四章 私たちの考える保護者支援
障がい児の保護者に支援が必要な理由
仙台での子育て原体験
しあわせ自慢
児童相談所へ
母子通園施設へ
なぜ、だれも保護者の話を聞こうとしないのか
お父さんの役割
子どもの年齢と「親年齢」は同じ
第五章 居場所と団体のつくり方、そしてお金のこと
活動を、どのレベルまでやるのかを考える
活動を続けて行くためのお金を、どう用意するのか(補助金・助成金)
活動を続けて行くためのお金を、どう用意するのか(寄付)
広報活動の大切さ
団体の「ビジョンとミッション」を考える
第六章 発災と、被災地復興支援から見えてきたもの
玉島カフェ
玉島カフェ、初日のこと
真備カフェ、その難しさ
新しい春
継続することの意味
次の災害に備えるために今、なにができるのか
私たちの今後
連携のステージへ
まとめに代えて
前書きなど
本書は、法人のなりたちや団体のつくり方、被災地復興支援にも章を割いていますが、全体を通して、私たちが考える「保護者支援」とは何か、保護者支援はどうして必要で、実際に私たちはどういう目線で保護者の方たちを見て、どういう考えにもとづいてサポートをしているのかを伝える内容になっています。
特に、理事長である安藤の個人的な体験…25歳で初めての子どもを産んで、その子に障害があった…それからの4歳くらいまでの子育て体験についてかなり詳細に綴っており、その時の自身の体験が、現在のペアレント・サポートすてっぷでの保護者支援のやり方、特に「うさぎカフェ」につながっているということを、きっと理解してもらえると思います。