かけさんの書評 2015/11/21 3いいね!
この本は、題名の通り様々な根拠をあげて1日3食はやめるべきだということを伝えようとしている本。
具体的には、活性酸素は栄養素をエネルギーに変えるときにどうしてもできてしまうものだが、これが細胞を傷つけて老化を促すので、食べ過ぎは今すぐにやめなければどんどん老化が進んでいく、ということ。また、人間はそもそも飢餓の中でずっと生きてきたのに、現代になって飽食になると、体が耐えきれなくてだめだ。だから食事の量を減らすべきだと訴えている。
また、朝起きていきなり食事をお腹に流し込むことは人間でいうと起きてすぐフルマラソンをするようなもので、体に無理をしいるのでやめるべきだ、等々を述べている。
そして、食品添加物や農薬は今や避けることのできない事態になっているが、そのような状況を受け入れてそのような毒を体に入れる機会を減らすという意味で食事の量を減らしてみては?
ということを言っている。
そしてぼくが一番気になったのは最後に、現代の毒である食品添加物や農薬を解毒する方法が書いてあったこと。薬などは一切使わず、健康的な方法でこれまで述べられてきた体に悪いものを解毒する方法が書かれている。
これまで長々と述べてきたが、この本の言いたいことは以下のこと。
現代の食品は農薬、食品添加物等の『毒』で成り立っている。
だからこそまずはそのような毒を体に入れる機会を減らすこと
そして毒を解毒すること。
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