目次
プロローグ ―浮御堂―
第1部 青畝の半生
第1章 生まれ故郷・神話と万葉集
第2章 俳句との出会い
1,耳疾
2,俳句との出会い
3,虚子への手紙
第3章 たかむち句会
第4章 大阪・切磋琢磨の時代
1,原石鼎と野村泊月
2,大阪の養家と結婚
3,村上鬼城の来阪
4,「小かぶら会」と「無名会」
5,涅槃像
6,かつらぎ
第5章 銃後の俳句・連句
1,銃後の青畝
2,連句
3,終戦日の青畝
第6章 アッシジの聖フランシスコ
1,青畝のキリスト教
2,キリスト教の影響
第2部 青畝俳句の世界
第1章 愛とエロス
1,愛
2,エロス
第2章 アートな溲瓶
1,青畝の俳句観
2,病閑吟
第3章 狐火ともののけ
1,狐火
2,雪女郎
3,妖怪
第4章 ユーモア
1,青畝のユーモアとは
2,ユーモアを生み出す表現法
3,季語の本意をずらすユーモア
第5章 取り合わせで広がる発想
1,芭蕉と青畝
2,「さびし」との取り合わせ
3,雅と俗の取り合わせ
4,切り返す青畝
第6章 俳句の言葉
1,造語と新季語
2,絵画と言葉
3,オノマトペ
4,小動物
5,青畝の推敲
6,都会派青畝
第7章 子規と青畝
1,俳句の魅力
2,青畝の中の子規
3,俳句表現の比較
エピローグ
阿波野青畝略年譜
参考文献
あとがき