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それでも病院で死にますか

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詳しい情報
読み: ソレデモ ビョウイン デ シニマスカ : ジンセイ ノ サイゴ スミナレタ バショ デ タビダツ シアワセ
出版社: セブン&アイ出版
単行本: 264 ページ / 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
ISBN-10: 4860088212  ISBN-13: 9784860088217  [この本のウィジェットを作る]
NDC(9) : 498

紹介

病院で迎える最期と、家で迎える最期とでは、何がどう違うのか? 京都の女性訪問診療医が問う、本当に幸せな人生の終い方。
人生の最後をどこで迎えたいか――。
内閣府の2017年の調査によれば、その場所を「自宅」と答えた方は50%を超えていました。
なのに今の日本では病院での死が73%。
自宅での死は13.2%にすぎません。希望と現実のギャップのいっぽうで、
その最後の療養生活についても、病院と家ではここまで真逆なものでした。

こんなに違う! 最後の療養生活。たとえば、
・病院は病を治す箱→在宅は生活を支えるためのもの。
・病院では絶食→在宅は一口でも食べられる。
・病院はベッドで寝ているのが基本→在宅ではできるだけ立って立ってと促す。
・病院はペット厳禁→在宅は猫や犬と一緒も大丈夫。
・病院は無条件に禁酒禁煙→在宅は本人の希望が優先。
・病院は病院の事情で患者の行動を縛る→在宅は、その人の生きてきたクセのまま、困りごとを支援する
・病院では機器に囲まれての無機質な死→在宅では最期の時を家族みんなで手づくりする

目次

はじめに――
死を前にした濃密な時間こそ、大事にすべきこと 

●第1章 病院は病気を治すところ。
死ぬまでお世話になるところではありません 

一人の人間が亡くなるという
人生でもっとも大切な時期に医療は無力です 

「弱り」に対しての元気になるケアを
病院に期待する入院は、ほぼ無理です 

「病院は安心」は、もはや通用しない時代。
手厚いケアなら介護のほうが頼りになる 

脈拍モニター、心臓マッサージを経て
「ご遺体」になる病院。「在宅での死」とこう違う 

●第2章 在宅で母を看取って。
それは、家族の温もりのなかで送ること 

発端――68歳での乳がん発症。
脳に転移後、積極的な治療を拒否して 

終末期の入口で――病院から自宅での療養生活に。
「命の期限」を伝え、サ高住の手配も 
 
自宅との惜別――いよいよ立てなくなり、
病状は一気に進行。急きょ、サ高住へ入所 

終末期第一段階――嘔吐、麻痺、痙攣が始まり、
一時昏睡となるが……

終末期の命の不思議――昏睡状態を一度は脱し、
家族のために時間をくれた母 

お別れ――しんどさを取り除き、
父が見守るなかでの旅立ち 

●第3章 終末期と在宅医療。
「自分の居場所」で生きる喜びを支える 

「終末期」とはどの段階? 本来は、
「回復が期待できない」と医師が判断した状態 

家で受ける医療や介護。
在宅ケアでは医療の必要度が低くなる 

病院で迎える最期と、在宅で迎える最期、
それぞれの長所と短所。そして大きく違うこと 

慢性の臓器不全を抱えた方が、
在宅療養で直面すること―― 

●第4章 京の町の在宅の方々
その日常と、穏やかな旅立ち 

がんの根治治療が難しい段階で自宅に戻られ、
本願寺にお参りしながら妻と迎えた最後 

施設で迎える最後は我が家と同じ。
90代。胃ろうを閉じて数年後、「オトコマエ」で旅立たれ 

40代。がんの民間療法にかけた最後の数か月。
最後の2週間は自宅で痛みを鎮め、笑顔を取り戻して 

乳がんとの闘病10年。40代で体力もあり、
亡くなる2週間前まで積極的治療を続けて

肺の病気で入退院を繰り返していた90代。
在宅看取りを考え始めた矢先、入院先で旅立たれ 

誤嚥を繰り返し迎えた最終末期。
むくみの出現で点滴をはずし、静かな旅立ちを 

吐しゃ物でのどを詰まらせての死。
死亡原因は「窒息」なのか、「老衰」なのか 

60代。神経難病へのいら立ちの日々。胃ろう、
気管切開は受け入れても、人工呼吸は希望されずに 

●第5章 在宅は「死がゴール」。
自宅で迎える「ハッピー看取り」への道 

自宅でのハッピーな最期を迎えた時、
「よかった」「本当によかった」が繰り返されて 

死にゆく家族を自分たちがケアするうえで、
知っておきたいこと 

安心看取りへの道。
死の直前に表れる11の兆候 

看取りを前に患者さん家族に
話している11項目の詳細 

●第6章 死ぬのは一生で一回きり。
訪問診療、訪問看護の今どき使い方 

まずは、在宅ケアのサービスを知る。
訪問診療、訪問看護、そして訪問介護の違い  

なんのツテもない方が、
最良の訪問診療を受けるためにやるべきこと 

訪問診療を行う医師は
在宅療養支援診療所や、支援病院から来ます 

最後を迎える終の棲家と、その費用。
負担がもっとも少なく、自由度の高い自宅療養 

●終章 人生の週末期を迎える前に
考えておきたいこと 

人生の終末期を迎える前に
「終末期をどう、どこで過ごすか」を考える 

がんの場合は、希望を持って治療しつつも、
再発や、治療法が尽きた場合を考えておく 

身体の弱りに直面した時は、
排泄から「最後の療養生活」を考える 

おわりに 「ともにある日々」のために――
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