目次
魔か聖か 反抗 下町で育つたお正月の思出 霜の夜 再会 東京の公園 めくら 悲しみと楽しみ 油やお染 気分の上品な人 チユウリツプ物語 淋しみ 錦絵 ぼたん 選後に 第一印象 初夏の感覚 選後に 花の十七に恋もせず 都会生活者の採り容れ得べき自然生活味 浴衣姿の美人に対して 月見草 闇緑 平凡事 ある時に 旅から 好きな役者から 紙人形の会に就て 人形を作りつゝ 汝に 岡田八千代氏に 空しきものよ 野の蝶 厳として ある世界 雑草の花 幻影 あなたが未だ娘さんのやうにしきや はつきりと自己に生きるといふことの 箒川の河原 独棲 恋ごゝろ 一人の呟き 破壊する前 愛かなさけか 闇の中に 後のはかなさ 夢の大野 一日一信 旅がらすの音信 牧羊者 新春の歌 『霧の夜』の詩 寝床から 山の上に残る光り 外国の春 お前のお臍は 楽しい夕べ 空間 この町に住む婦人達に 自から働ける婦人達に 美の憧憬 秋 真の誇り 自己の権利 最近の日本婦人思想の道程 自己の権利「第二」 日会改造案通過に由つて全在留同胞婦人の覚醒をしなければならない事並びに諸婦人会の革新の必要に就いて 帰朝を告ぐる佐藤俊子さんからの来信 婦人よ 通俗講話会設立に就いて 二重生活のヂレンマ 詩 美人の話
解放運動の波 時局に顧みて有力な婦人団体を作ること カリホルニアの空を眺めながら 日本語教育に就いて 婦人の弱点 「女らしい」と云ふ言葉の意義 日本婦人の動作 婦人解放運動の先駆者たち 「早春乱題」「木の芽」「春の夢」 「陽炎」「春の旅」「野遊」「春の潮」 「霞」「蜂」「春の川」「水温む」「汐干」「誕生につなみて」 無題 「転宅」「風光る」 「蕨」「蛙」「春の宵」「春雨」「行く春」 無題 「若葉」「短夜」「香水」「青嵐」 建国六十年を祝して 田舎行 無題 夏秋雑吟 橇 無題 無題 病友におくる 病める小宮山女史へ ほか