蔗軒日録・盲聾記

前田育徳会尊経閣文庫（編集）川本慎自（解説）末柄豊（解説）

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出版社: 八木書店(2021-05-26)

大型本: 272 ページ / 8.70077 x 1.25984 x 12.24407 inches

ISBN-10: 4840623767 ISBN-13: 9784840623766

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紹介

●蔗軒日録　室町時代中期の禅僧、季弘大叔（一四二一～八七）の日記。文明十六年～同十八年（一四八四～八六）が現存する。応仁・文明の乱当時の堺や遣明船に関する記述、連歌師宗祇との交遊など、政治・社会・文化を知る貴重な史料である。　尊経閣本は東福寺の剛外令柔（？～一六二七）が書写した唯一の古写本で、大日本古記録『蔗軒日録』の底本である。 ●盲聾記　室町時代後期の医師、丹波保長（生没年未詳）の日記。永正十七年（一五二〇）正月～六月が現存する。細川高国と同澄元との抗争にかかわる記事が詳しい。また医者の日記は珍しく、調剤・診療など他の記録からうかがえない独特の内容も多く、極めて貴重である。

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