目次
第1巻 概説編
近代仏教史
近代仏教への胎動
近代仏教の形成
近代仏教の発展と課題
二十世紀の漢訳仏教圏
南方仏教の現況
海外における仏教研究の動向
イギリス・アメリカ
フランス
インド・セイロン
ドイツ
イタリア
第2巻 歴史編
日本の近代化と仏教
社会変革と仏教
廃仏毀釈と護法一揆
「信教自由」の問題
絶対主義の宗教政策
明治仏教と社会主義思想
近代日本における仏・基の交渉
石川舜台と東本願寺
明如とそれをめぐる人々
行誡と徹定
明治の禅僧たち
在家仏教徒の活動
明治仏教の再建と居士活躍
山岡鉄舟
第3巻 思想編
西欧思想と仏教
近代科学と仏教
仏教とニヒリズム
仏教より見た実存哲学
現代意識と浄土
既非の論理と現代
西田哲学をめぐる問題
河上肇
法然と現代
道元と現代思想
日蓮と現代社会
思想家親鸞
人間親鸞
史実の親鸞
第4巻 文化編
禅 近代文明に於ける禅の意義
日本近代文学と仏教
大衆文学の中の仏教
仏教と児童文学
岡倉天心の仏教思想
浩々洞の歩み
今日における仏教とキリスト教の問題
キリスト教国における仏教
ドイツ
イギリス
フランス
アメリカ
近代教科書にあらわれた仏教的教材
市民生活と仏教
国民文化と仏教
第5巻 生活編
自然に生きる わが浄土観
”国民道徳”と仏教
家と宗教
仏教と神道
仏教と民俗
現代人と禅
日蓮の宗教と天皇制ナショナリズム
仏教と”転向”の問題
仏教と”部落解放”
仏教社会事業に関する管見
戦後の寺院経済とその将来
日本仏教の海外布教
無我苑と一灯園の運動
創価学会の歴史と教理
第6巻 今日の問題
現代の精神的状況
戦後のモラルと仏教
今後の仏教と社会問題
労働問題
農村問題
婦人問題
青少年問題
仏教徒の平和運動と思想問題
戦後変革と仏教教団
日本人の意識における仏教
戦後の世代と新興宗教
マスコミと仏教
宗教と映画
