目次
序 辞(龍谷大学文学部教授 楠 淳證)
奈良時代から続く不退の行法――東大寺修二会の世界(華厳宗管長・第二二三世東大寺別当 狹川 普文)
一 はじめに
二 東大寺と法会
三 二月堂修二会の成立とその勤修
四 むすび
修二会花会式――薬師寺の伝灯法会――(法相宗大本山薬師寺管主 加藤 朝胤)
一 はじめに
二 修二会花会式のお供え
三 悔過ということ
四 修二会花会式での悔過
五 お写経も行
六 むすび
南都の法会――仏に成る道――(龍谷大学文学部教授 楠 淳證)
一 はじめに
二 悔過の意義
三 論義の意義
四 説戒の意義
五 講会と講式
六 講式に見られる貞慶の諸信仰
七 臨終正念と臨終来迎
八 むすび