目次
序 章
I. はじめに
II. ロックの知的背景——学問と政治
III. ロックによる"Civil"の用語法——『統治二論』と『寛容書簡』
IV. 世俗社会としての"Civil Society"
第一章 エドワード・バグショー批判——『世俗権力二論』
I. はじめに
II. 「第一論文」の分析——為政者の絶対的権力の擁護
III. 「第二論文」の分析——良心の自由と服従の義務
IV. おわりに
第二章 カトリック教徒批判と「寛容」政策——『寛容論』
I. はじめに
II. カトリック教徒の多様性
III. カトリック教徒批判と『寛容論』
IV. 「寛容」政策と『スティリングフリート批判に関する論稿』
V. おわりに
第三章 アングリカンの教会・国家関係論——サミュエル・パーカーの場合
I. はじめに
II. 歴史的背景と政治的課題
III. 国家と教会の関係性
IV. サミユエル・パーカーの『教会統治論』
V. おわりに
第四章 サミュ工ル・パーカー批判——『覚書』
I. はじめに
II. 『覚書』の位置づけ
III. パーカー批判と反聖職者主義
IV. 家父長権論批判と『統治二論』
V. おわりに
第五章 エドワード・スティリングフリート批判ー『論稿』
I. はじめに
II. 『論稿』の位置づけ
III. ステイリングフリートの『聖書』解釈
IV. ステイリングフリート批判と反聖職者主義
V. おわりに
第六章 ロパート・フィルマー批判——『統治二論』「第一論文」
I. はじめに
II. 「第一論文」の位置づけ
III. フィルマー批判と服従の論理
IV. 統治理論の原型
V. おわりに
終章
I. はじめに
II. ロックの反聖職者主義と『統治二論』
III. 総括
あとがき
参考文献
索引