紹介
●ハワード・シュルツ(スターバックスCEO)、ブッシュ元米大統領、永盛重信(日本電産)
彼らはなぜ、仕事ができて愛されたのか
ものすごい業績を残しながらも、誰からも愛されるトップがいます。
彼らは、常に自然体で接し、一度会った人をファンにしてしまう力があるのです。
本書では、その人を惹きつける「秘密」についてご紹介します。
●数々のトップにインタビューした著者だからわかる人を惹きつける“単純な”秘密
著者は、1000人以上の国内外のトップを取材してきた谷本有香氏。著者は、取材と同時に、なぜ彼らがトップまでのぼりつめたのかを研究していたそうですが、そこでわかったのは単純なこと。自然体でいること、相手に気を使わせないこと、運を味方につけること。彼らから学んだ成功の秘訣を、数々のエピソードとともに紹介していきます。
目次
序章 「自然体」こそが、成功へのカギになる
・スクープをとりたくてムリをしていた日々。
・下手に出るとそれ以上は踏み込めない、ムリに大きく見せようとすれば「ビジネス」で終わり、それ以上の話は聞けない
・「自然体」を選択することで、VIPが心を開いてくれた。
・能力のある人こそ、素の部分×頑張り度を見ている
・出資の現場で、VIPが見ていたものとは
・VIPも「自然体」を武器にする
・威圧感を感じさせないG.ブッシュ、本能のまま(?)行動するジム・ロジャース
・スキルだけでは頭打ち。それ以上に伸びるためには「自然体」を武器にする
第1章 「選ばれる自然体」とは
・相手を「楽しませる」ことを心がける
・敬語、相手への尊敬は最低限必要
・ムリにかっこよくしよう、できるようになろうと見せつけない
・VIPは意識的に「ヌケ」をつくる
・「やりたい」ことに忠実に生きる
・「常識」にとらわれない ~守るべき常識とそうでない常識
・常に上を目指す
・地味で「目立たなくてもいい」と思っている
・人生のボトムラインを知っている
・何より人がいい
・学歴や経験にこだわらない。劣等感の塊である人も多い
・警戒感を持たせない気遣いができている
・経験を使いこなす
第2章 「自然体」で成功するための仕事力
・日本で重宝されるのは、「仕事ができて天然な人」
・誰かになろうとしない ロールモデルと自分を切り分けられる
・天才になることをやめる、頑張ることをやめる
・自分の弱い部分を誰かに任せる
・動き続けることで「風」をつくる
・周囲の空気をよどませない
・誰も見ていなくても、人の嫌がる仕事ができる
・目の前にあることを一生懸命やる
・人の「成功法則」を鵜呑みにしない(既にあるレールの上をいかない)
・弱虫ではない。慎重である
第3章 「自分らしく話す」ことで相手は心を開く 自然体+αの愛嬌力
・私がはじめて「自然体」でスクープをとったとき
・愛される「素の出し方」がある ~周りを敵にしない「空気」のつくり方
・人のまねをしない、こびない、下から入らない
・敬語は崩さず、雰囲気を崩す
・語尾はうつる。「です、ます」をどれだけ下げるか
・態度も相手のスタンスに自然に合わせる …… 相手との「言葉」の合わせ方
・「世間」ではなく「私はこう聞きたい」「私はこう思う」と伝える
・「頼る」人は嫌われない 「成功の秘訣は、自分より優秀な人を雇うことを怖がらないこと」ハワード・シュルツ氏
・「弱いところ」ほど先に言う
・「すみません、わかりません、教えてください」をまず言う
・相手にいかに「リスペクト」を表わすか
・VIPこそ、アイスブレーキングがうまい ジョークのうまいポール・クルーグマン
・息子になるか、弟になるか…トップ営業マンの演じ分け方
・1回目に会ったときから、5回目に会ったときのように話をす
・「裏切らない人」と思ってもらうために
第4章 本当の「自然体」に気づく
・なぜ、自然体でいられないのか
・自然体でいると「自分が身につけるべきこと」がわかってくる
・自分のスタンダードレベルを高く持つ
・VIPが「自然体」に戻る瞑想の習慣
・「好き」と「嫌い」を明確にする
・自分が本当に大切なことを1つだけ決める
・「原点回帰」して自分の「熱」を探る
・「習慣」を疑う
・「成功」したいのか、「幸せに成功」したいのか(レースに勝って終りでいいのか)