目次
『法の思想と歴史創刊第1号』
石部雅亮(大阪市立大学名誉教授) 責任編集
【目 次】
創刊にあたって(石部雅亮)
―――――・―――――
◇Ⅰ はじめに
明治初期における日独の学問的交流政策〔石部雅亮〕
◇Ⅱ 博士論文と博士号取得手続
1 明治時代のドイツの大学における日本人法律家による博士論文―第一部 会社法の分野における事例―
〔ハンス-ペーター・マルチュケ/(翻訳)阿部津々子〕
Ⅰ 会社法の分野における事例
Ⅱ 会社法に関する日本人留学生の博士論文
2 「独逸法学博士」と明治期における日独間の法学交流〔高橋直人〕
Ⅰ 序 章
Ⅱ 独逸法学博士とはどのような人物たちか
Ⅲ 独逸法学博士の現地での在籍校とその選択にみられる傾向
Ⅳ 二人の独逸法学博士と旧大垣藩
Ⅴ ミュンヘン大学への留学者たちと「学派の争い」
Ⅵ 終 章
3 1880年代の大学教育・大学行政とドイツ国法学―文部省特派留学生・末岡精一(1855~94年)を中心に―〔的場かおり〕
はじめに
Ⅰ 東京大学と末岡精一
Ⅱ 文部省特派留学生と末岡精一
Ⅲ ヨーロッパ留学と末岡精一
おわりに
◇Ⅲ 資料解題
忘れられた裁判官の日記(1886年〜1933年)その再発見と概要―大審院長富谷鉎太郎日記のこと―〔大中有信〕
Ⅰ ベルリンの日本
Ⅱ 司法省法学校正則科第2期生
Ⅲ 富谷鉎太郎の日記
Ⅳ おわりに
雑誌創刊の経緯と当面の編集方針