目次
『環境法研究 第16号』
大塚 直(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
・はしがき〔大塚 直〕
◇特集1◇ 各国の再生エネルギーに関する法政策
◆1 イギリス(UK)の再生可能エネルギーに係る法政策〔奥 真美〕
Ⅰ 2050年ネットゼロを前提とする削減目標等の設定
Ⅱ 再生可能エネルギーの導入目標
Ⅲ 再生可能エネルギーの導入状況等
Ⅳ 再生可能エネルギーの導入・立地に係る法政策的枠組み
Ⅴ 地方自治体による再生可能エネルギー等に係る計画策定等の事例
Ⅵ 大規模洋上風力発電施設に係る法的枠組み等
Ⅶ 日本への示唆
◆2 ドイツにおける洋上風力発電に関する法政策動向―セントラル方式の日本環境法への示唆〔勢一智子〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 洋上風力への期待:背景と動向
Ⅲ 洋上風力促進法の制定:セントラル方式の導入
Ⅳ 洋上風力促進法におけるセントラル方式:手続と機能メカニズム
Ⅴ まとめにかえて―セントラル方式に関する日本法への示唆
◆3 デンマークおよびオランダにおける洋上風力発電に係る法政策〔小林 寛〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ デンマークにおける洋上風力発電に係る法政策
Ⅲ オランダにおける洋上風力発電に係る法政策
Ⅳ むすびにかえて
◆4 台湾の洋上風力発電に係る環境影響評価制度について〔奥田進一〕
は じ め に
Ⅰ 台湾の洋上風力の概況
Ⅱ 海域占有に関係する各種法規と手続概要
Ⅲ 台湾の環境影響評価制度
Ⅳ 洋上風力発電に係る環境影響評価
Ⅴ 漁業権との調整
お わ り に
◇特集2◇ 各国の廃棄物管理制度
◆1 カリフォルニア州の廃棄物管理制度〔下村英嗣〕
は じ め に
Ⅰ 連邦の廃棄物管理制度
Ⅱ カリフォルニア州の廃棄物の分類
Ⅲ 廃棄物施設許可
Ⅳ リサイクルの取り組み
Ⅴ むすびにかえて
◆2 韓国における資源循環体制の実施動向〔権 南希〕
は じ め に
Ⅰ 韓国における資源循環体制とその実施状況
Ⅱ 資源循環のための施策―再活用環境性評価及び循環資源認定
Ⅲ お わ り に
◇立法の動向◇
【1】 再生可能エネルギーの適正な導入に向けて(覚書)〔大塚 直〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 改正地球温暖化対策推進法
Ⅲ 再エネ導入促進関連法及び再エネ関連条例
Ⅳ 結びに代えて
後 記
【2】 CCS(炭素貯留)事業法制の検討〔大塚 直〕
Ⅰ 序
Ⅱ 海域で行われる貯留について
Ⅲ 陸域で行われる貯留について
Ⅳ 分離・回収及び輸送について
Ⅴ 温対法の温室効果ガス算定報告公表制度との関連について
Ⅵ CCS目的のCO2の輸出について
Ⅶ 末 尾 に
【3】 法政策からみたサーキュラー・エコノミー(CE)―リチウムイオン電池に対する対応の基礎となる考え方〔大塚 直〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ リチウムイオン電池に対する対応
Ⅲ 結びに代えて―リチウムイオン電池に対する対応の検討の基礎
◇翻訳◇
〔1〕 非契約上の民事責任ルールのAI(人工知能)への適合性に関する欧州議会及び閣僚理事会指令(AI責任指令)案〔大塚直=石巻実穂〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 欧州委員会による説明文書(EXPLANATORY MEMORANDUM)
Ⅲ 指令案翻訳(231)
〔2〕 企業の持続可能性デューディリジェンスに関するEU指令案〔大塚直=古賀祐二郎=蓑輪博和〕
Ⅰ は じ め に
Ⅱ 欧州委員会による説明文書(1.及び2.部分翻訳)
Ⅲ 指令案翻訳