目次
『労働法〔第8版〕』
川口美貴 著
【主要目次】
◇第1部 総 論◇
第1章 労働法の目的と対象
第2章 労働法の形成と発展
第3章 労働法の位置付けと体系
第4章 労働法の主体
勤労者・労働者/事業主・事業者・使用者・使用者団体/労働者代表と労使構成委員会
第5章 権利義務関係の決定システムと法源
労働契約/労働協約/就業規則/組合規約/憲法・法令/労使慣行/労使協定と決議
◇第2部 個別的労働関係法◇
第6章 個別的労働関係法総論
第1節 労働関係の基本原則と実効性の確保
第2節 個別労働関係紛争と紛争解決制度
◆第1編 労働関係における人権保障◆
第7章 自由と人格権保障
第1節 労基法・職安法の人権保障規定
第2節 労働者の人格権保障
第8章 平等原則
第1節 総 論
第2節 性別による差別的取扱いの禁止
第3節 性別以外の人的理由による差別的取扱いの禁止
◆第2編 労働基準◆
第9章 労働者と使用者の権利義務
第10章 賃 金
第1節 賃金の定義
第2節 賃金額と決定方法
第3節 賃金請求権と休業手当請求権
第4節 賃金の支払方法
第5節 労働債権の確保
第11章 労働時間と自由時間
第1節 労働時間規制・自由時間保障の意義と方法
第2節 労働時間の概念・計算方法・賃金
第3節 労働時間の規制
第4節 自由時間の保障
第12章 労働安全衛生と職場環境
第1節 安衛法の基本構造
第2節 安衛法による具体的規制
第3節 安衛法以外の法規制
第4節 安衛法等による規制と事業者・国等の責任
第13章 労働と生活の調和
第1節 未成年者の保護
第2節 母性保護
第3節 労働者の家族的責任への配慮
第4節 休暇・休業等の取得と不利益
第14章 労働災害と法的救済
第1節 総 論
第2節 労災補償(災害補償・労災保険)制度
第3節 民法上の損害賠償
第4節 上積み補償制度
◆第3編 労働契約◆
第15章 労働契約の成立
第1節 労働契約の定義・成立・分類
第2節 労働契約の締結に関する法規制
第3節 採用内定
第4節 試用期間
第16章 労働契約内容の設定と変更
第1節 総 論
第2節 労働契約内容の設定
第3節 労働契約内容の集合的な変更
第4節 労働契約内容の個別的な変更
総 論/配 転/出 向/転 籍/降職・降格・降給/昇進・昇格・昇給/休職・休業/労働義務のある時間の変更
第17章 懲戒処分
第1節 総 論
第2節 効力の判断枠組み
第3節 効力をめぐる具体的論点
第18章 労働契約の終了
第1節 総 論
第2節 期間の定めのない労働契約における解雇
第3節 有期労働契約における解雇・契約不更新
第4節 定年と継続雇用
第5節 使用者による終了以外の労働契約終了事由
第6節 救済方法
第7節 解雇・契約不更新と「変更解約告知」
第19章 企業再編と企業グループ・事業組織
第1節 企業再編
第2節 企業グループ・事業組織
第20章 非典型労働契約
第1節 有期労働契約とパートタイム労働契約
第2節 派遣労働契約
◇第3部 集団的労使関係法◇
第21章 集団的労使関係法総論
第1節 枠組みと基本原則
第2節 集団的労使紛争と紛争解決制度
第22章 団結の結成と運営
第1節 団結体の概念と権利
第2節 労働組合の組織と運営
第3節 労働組合の組織変動
第23章 団体交渉
第1節 団体交渉権と団体交渉の機能・形態
第2節 団体交渉権により保障される団体交渉
第3節 正当な理由のない団体交渉拒否と法的救済
第24章 団結活動と争議行為
第1節 団結権・団体行動権と法律上の制限
第2節 団体行動権により保障される争議行為
第3節 団結権・団体行動権により保障される団結活動
第4節 正当性のない団結活動・争議行為と法的責任
第5節 団結活動・争議行為と賃金
第6節 使用者の対抗行為
第25章 労働協約
第1節 労働協約の定義・意義・機能・法的性質
第2節 労働協約の成立要件と期間
第3節 労働協約の法的効力と法的救済
第4節 労働協約の拡張適用制度
第5節 労働協約による労働契約内容の変更
第6節 労働協約の終了・承継と権利義務関係
第26章 不当労働行為と法的救済
第1節 概要と趣旨・目的
第2節 不当労働行為の主体である「使用者」
第3節 不当労働行為の成立要件
不利益取扱い等/団体交渉拒否/支配介入・経費援助/複数組合主義・中立保持義務と不当労働行為
第4節 不当労働行為の法的救済
総括表要件と効果
・判例等索引/事項索引