目次
カナリヤは歌をわすれない : スターリン言語学から社会言語学へ
多言語主義と言語学 人類史における言語 人類史における言語共同体 近代言語学イデオロギーと日本国語イデオロギー 敬語は日本語を世界から閉ざす 外国語を学ぶということ 公用語とは何か ヨーロッパ人と中国語 人と「ことば」 英語教育の目的と方法 母語という秘密 グローバル化にのぞむ少数言語のストラテジー 日本語学と言語学 『エスペラント-異端の言語』についての著者の弁明 自然と人工の間のことば 辞書に近代語の語源を 言語からみたジェンダーの問題 日本語と漢字 ローマ字運動の理想と現実 言語学はエスペラントをどう扱ったか 科学論としてのソビエト言語学論争 民族にとって言語とはなにか Leo Weisgerberと社会言語学 ヒトラー演説 〈田中克彦著『チョムスキー』の〉書評にこたえて チョムスキーの魔術 「法則」にとって人間はじゃまもの 言語と階級と民族の問題エヌ・ヤ・マルのたたかい 言語学の日本的受容 言語の多様性を憎むこころ 「スターリン言語学」と日本語 言語は変わるから言語なのだ スターリン批判前・後の言語学 石母田正と「スターリン言語学」 始まりはグリム兄弟 ソシュール フォスラーとコセリウ シューハルトとマル チョムスキー