目次
まえがき
これがウィーンのチャイコフスキー
クリップス&ウィーン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第5番』
人間にはこんな力があるのだ
クレンぺラー&フィルハーモニア管
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』
屈辱と失意のなかから立ち上がるドイツの熱い思い
ハンス・シュミット=イッセルシュテット&北ドイツ放送交響楽団
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』
実はこれこそがシルヴェストリ最大の爆演かも
シルヴェストリ&ウィーン・フィル
ドヴォルザーク『交響曲第7番』
バーンスタイン、成功への長い道のり
バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
ハイドン『交響曲第104番「ロンドン」』
メンデルスゾーン『交響曲第4番「イタリア」』
残酷な気配が感じられるのは
カール・ベーム&ウィーン・フィル
シューベルト『交響曲第8番「未完成」』『交響曲第5番』
哀しき「ドイツのオランダ人」
ケンペン&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』
魅力的かつ残酷なる『パリ』シンフォニーを聴け
ジャン・マルティノン&コンセール・ラムルー管弦楽団
モーツァルト『交響曲第31番「パリ」』『第32番』『第33番』
高潔なる快男児!
フリッツ・ブッシュ&デンマーク国立放送交響楽団
ブラームス『交響曲第2番』
音楽の神と二人三脚で創り上げたような
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第5番「運命」』『第4番』
この演奏は笑えない
クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル
ブラームス『交響曲第3番』
この時期があるからカラヤンが好きである
カラヤン&トリノ放送交響楽団
モーツァルト『交響曲第35番「ハフナー」』
古き巨匠たちに贈る最新鋭の高性能ミサイル
カラヤン&ウィーン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』
エーリヒ、ぶちきれ
エーリヒ・クライバー&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
ベートーヴェン『交響曲第7番』
芸術はときにおそろしい
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
シューベルト『交響曲第9番「グレイト」』
ジュリーニはこのころからすでにジュリーニだった
ジュリーニ&フィルハーモニア管
シューマン『交響曲第3番「ライン」』
稀有なる『アイネ・クライネ』
ベーム&ベルリン・フィル
モーツァルト『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
新たな時代を迎える輝かしい凱歌
カラヤン&ベルリン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第4番』
知る人ぞ知るエーリヒの爆裂演奏
エーリヒ・クライバー&ベルリン国立歌劇場管
ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』
神が手を差し伸べた音楽、そして演奏
ケンペ&フィルハーモニア管
モーツァルト『交響曲第34番』
こんな演奏は二度と現れてほしくない
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『交響曲第9番』
どうしてもっと……
モントゥー&ウィーン・フィル
ベルリオーズ『幻想交響曲』
その末路は哀しい
メンゲルベルク&ベルリン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第5番』
全盛期に残された栄光の記録
カイルベルト&ハンブルク国立フィル
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』
未来の音楽界を託されていた男
カンテルリ&ミラノ・スカラ座管弦楽団
チャイコフスキー『交響曲第5番』
ムラヴィンスキーは「がんばった」
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
ベートーヴェン『運命』&『田園』
これはこれで面白い
クレンペラー&ウィーン響
ブルックナー『交響曲第4番「ロマンティック」』
聴けば聴くほど、そのすごさがわかってくる
フリッチャイ&ベルリンRIAS響
シューマン『交響曲第1番』
「……天才……」
ピエリーノ・ガンバ&ロンドン交響楽団
『ロッシーニ序曲集』
戦士ストコフスキーの刃が熱く突き刺さる
ストコフスキー&ヒズ・シンフォニー・オーケストラ
シベリウス『交響曲第1番』
もしクララがヴァイオリンを弾いたら
ズザーネ・ラウテンバッハー
ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』
この録音でクラシックに目覚め、その後の人生が変わった
フルトヴェングラー&ウィーン・フィル
シューベルト『交響曲第8番「未完成」』
モントゥーのおそるべき置きみやげ
モントゥー&サンフランシスコ響
ベルリオーズ『幻想交響曲』
20世紀最大のピアニストはこの人ではないか
カッチェン&フィストゥラーリ
ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』
神話的存在、シュターツカペレ・ドレスデン
コンヴィチュニー&オイストラフ
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』
モーツァルト『交響曲第41番「ジュピター」』
人気ミュージカル作家じゃない
バーンスタイン&ニューヨーク・フィル
ベートーヴェン『交響曲第7番』
文化と伝統を背負う重大な責任と意志がある
コンヴィチュニー&シュターツカペレ・ドレスデン
ベートーヴェン『交響曲第3番「英雄」』
きわめて罪作りな演奏
ミルシテイン(Vn)&バージン&フィルハーモニア管
ブルッフ『ヴァイオリン協奏曲第1番』
間違いなく20世紀最大の神童
ロリン・マゼール&ベルリン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第4番』
時代は変わったのだ
カラヤン&ベルリン・フィル
『ワーグナー管弦楽曲集』
ギンペル、やっぱりすごい
ブロニスワフ・ギンペル
メンデルスゾーン&ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』
まだ彼女のことを知らないようなら
『マリラ・ジョナス(P)~ショパン作品集』
呪いと嫌悪に満ちた奇怪で醜悪な音楽
クナッパーツブッシュ&ベルリン・フィル
ベートーヴェン『英雄』
『新世界』録音史上最高の名演
アンチェル&チェコ・フィル
ドヴォルザーク『交響曲第9番「新世界より」』
もしフルトヴェングラーが『幻想』を録音していたら
オッテルロー&ベルリン・フィル
ベルリオーズ『幻想交響曲』
まるで妖しい美少年のよう
マルケヴィチ&ベルリン・フィル
シューベルト『交響曲第3番』『第4番』
ベルリンに舞い降りた天使
フリッチャイ&ベルリン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第5番』
実はこのラストを聴いてほしい
フルトヴェングラー&ロンドン・フィル
ブラームス『交響曲第2番』
非常識で破廉恥で猥褻で暴力的
クナッパーツブッシュ&ベルリン国立歌劇場管
ベートーヴェン『交響曲第7番』
こんなマズルカがあるか
『マリラ・ジョナス(P)~ショパン『マズルカ』録音全集』
かっこいいのに軽くない。イエス。
ケンペ&フィルハーモニア管
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』
理性と狂気のたぐいまれな融合
シェルヘン&ロンドン響
ベルリオーズ『幻想交響曲』
カラヤンのまっすぐ燃えるような情熱
カラヤン&ウィーン・フィル
ブラームス『交響曲第1番』
ついにこのアルバムをリリースするときがきた
ラインホルト・バルヒェット
バッハ『ヴァイオリン協奏曲集』
自分の棺のなかに入れることになると思う
『ジャック・ゲステムのヴァイオリン小品集』(1)―(3)
想定外の化学反応
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』
聴く際はどうかご覚悟を
オスカー・フリート&ソビエト国立交響楽団
ベルリオーズ『幻想交響曲』
祓うことができない憑き物
ケンペン&アムステルダム・コンセルトヘボウ管
チャイコフスキー『交響曲第6番「悲愴」』
音楽とは生きることだったのか
ライトナー&アンスバッハ・バッハ週間音楽祭ゾリステン
バッハ『マニフィカトBWV.243』
あとがき
あとがきのあとに